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第6話：すごい確率 ページ7
A「それでは学級委員会を終わります。
何か意見がある人はいますか？
…では、学級委員会を終わります。」
みんなが思い思いに立ち上がり、鞄を持って教室を出ていく。
私は施錠の当番なので、書類をまとめつつ、みんなが出ていくのを待つ。
A「涼都、早く出て。」
涼都「俺も鍵返却、付いてく。」
A「遅くなると長浦くんと蒼馬に怒られるよ。」
涼都「今日オフだし。」
A「私は部活だから。」
涼都「一昨日、明後日はオフだって言ってただろ。」
長浦くん、蒼馬、涼都の3人は陸上部に所属している。
3人は学年の中でもイケメンで有名だ。
蒼馬は笑顔が可愛くて、長浦くんは好青年っていうか爽やかな感じで…。
…涼都は、クール系の顔でかっこいい。
そんな3人が同じクラスの同じ部活なんて、すごい確率だ。
A「はぁ…もう、わかったから早く出て。」
涼都「はいはい。」
珍しく、涼都は嬉しそうに笑った。
続く
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作者名：みりん(｢・ω・)｢ | 作成日時：2018年2月17日 22時
