30話＿好きだった ページ33
大輝side
大「颯と、お幸せに。」
貴「大輝さん！ちょっと！意味わかんないです！」
帰ろうとする俺の腕を掴むAちゃん
それを少しだけ強く振り払う、俺。
貴「……っ……なんで、なんでそんな事言うんですか……？」
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大「俺が間違ってた。
他の人には見せてない性格も、酔ったら抱きつく所も、本当は無理してる所も、
全部全部、好きだと思ってた。
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でも、好きになるんじゃなかったよ。」
貴「なんで………」
大「そうやって色んな人にいい顔してるのが嫌だから。
颯の事好きなら最初から俺に弱い所見せないでよ。
・
ほんと、性格悪。」
そのまま、部屋をでた。
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これで、いいんだ。
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最初は絶対合わない性格だと思ってた。
なのに、少し裏を知ってしまったあの日、
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貴「………はー、めんど…………」
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なぜか、惹かれる所があった。
でも颯がAちゃんの事を好きな事はずっと前から知ってた。
そもそも後から好きになった俺が引くべきだ。
Aちゃんの相手も、颯なら納得できるし諦めがつく。
・
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・
大「……っ……すぐ……諦め……られる……」
目から溢れた涙が両手の甲を濡らした。
こんな切羽詰まるくらい
好き、だった。
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RUCA(プロフ) - 大輝めんラブっ子さん» ありがとうございます！こんなむずむずな場面を見て頂いてお褒め下さるとは嬉しいです！ (2017年8月17日 9時) (
レス) id: 2d42b425ee (このIDを非表示/違反報告)
大輝めんラブっ子 - もう読んでるだけで幸せになります！更新頑張って下さい！ (2017年8月17日 8時) (レス) id: 3bb31508e6 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - RUCAさん» いやいやいやいやいや、もう幸せ以外の何物でもないです(号泣) もはや普通にファンなので、そんな言葉言ってもらえるだけで嬉しすぎて天に召されます (2017年8月11日 10時) (レス) id: e902b60d1c (このIDを非表示/違反報告)
RUCA(プロフ) - 玲奈さん» ありがたき幸せです(泣 私は秘せずをみて悶えまくってます(真顔) (2017年8月10日 18時) (レス) id: 2d42b425ee (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - ももももももももう、RUCAさんの作品、そうたいきといい、ろくめんといい、もう悶絶の嵐です (2017年8月10日 16時) (レス) id: e902b60d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUCA | 作成日時：2017年7月28日 21時
