15話＿目線の先 ページ18
大輝side
今日のヘアメイクもAちゃんにしてもらって昨日の事を考えて
いつもより心臓の鼓動が速い気がした
インタビュー中は遠くだったけど目の前にAちゃんがいたから笑ってるのがよくみえた
記「では次に理想の結婚像について、想太さんと徹さんお願いします」
カメラは俺の隣にいる徹に向けられてた
突然、Aちゃんが笑って首をかしげてるのがみえた
大「……?」
目線の先を追ったら、颯が口パクでずっと、A！A！と言っていた
でもその後颯の口はゆっくり、すき、と動いた
貴「…！/////」
珍しく、Aちゃんの顔が赤くなってる
普段普通のスタッフさん達とかに多めのスキンシップをされても赤くならないのに。
・
それから質問にも何個か答えてたけど頭が空っぽすぎて自分でも覚えてない
＿インタビュー終了後＿
颯「A、俺が言ってたの上手く聞こえた？笑」
貴「ばーか！聞こえたけどあんなのインタビュー中にしないの！
ちょうど撮られたらどうすんの！」
口ではあんな事言ってるけどAちゃんも嬉しそうなのは気のせいなのか。
俺が、現実逃避したいだけなのか。
諦めるなら、今かもしれない。
年齢的にも颯の方がAちゃんと釣り合うし、
そもそも7つも上の俺をその対象に入れているのかもわからない。
諦めるんなら最後に、Aちゃんの好きな人が颯である事を聞いておこうかな
颯なら俺も、譲る気になれそうな気が＿＿＿＿
大「Aちゃん。」
貴「あ、大輝さん！インタビューお疲れ様です！」
大「今少し話、いい？」
そうと決まったら行動には迷わなくてすぐ声をかけれた
メンバーやスタッフさん達と離れた場所を無言で2人で歩いた
貴「……あの、何かありました…？」
既に何かを感じたのかAちゃんの声色は心配そう
大「俺と話してる時みたいに素で言ってほしいんだけど、
Aちゃん、颯の事好きなの…？」
貴「……颯……？」
心のどこかで、認めないで欲しいと、思ってた
・
・
・
貴「……好き、ですよ。」
大「……え……？」
全身から力が抜けた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 263人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RUCA(プロフ) - 大輝めんラブっ子さん» ありがとうございます！こんなむずむずな場面を見て頂いてお褒め下さるとは嬉しいです！ (2017年8月17日 9時) (
レス) id: 2d42b425ee (このIDを非表示/違反報告)
大輝めんラブっ子 - もう読んでるだけで幸せになります！更新頑張って下さい！ (2017年8月17日 8時) (レス) id: 3bb31508e6 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - RUCAさん» いやいやいやいやいや、もう幸せ以外の何物でもないです(号泣) もはや普通にファンなので、そんな言葉言ってもらえるだけで嬉しすぎて天に召されます (2017年8月11日 10時) (レス) id: e902b60d1c (このIDを非表示/違反報告)
RUCA(プロフ) - 玲奈さん» ありがたき幸せです(泣 私は秘せずをみて悶えまくってます(真顔) (2017年8月10日 18時) (レス) id: 2d42b425ee (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - ももももももももう、RUCAさんの作品、そうたいきといい、ろくめんといい、もう悶絶の嵐です (2017年8月10日 16時) (レス) id: e902b60d1c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：RUCA | 作成日時：2017年7月28日 21時
