*9話* ページ9
ーーー貴女sideーーー
足痛い……。
さっきから、ズキズキしてる
痛いのに、辞めたいのに、ね……。
なんで止められないんだろ……?
食満「おいっ!天女。」
勢いよく呼び止められる。
そういうの馴れ馴れしいっていうんだよね〜。
しかも、聞きました?人のことを「天女」ですって。
『なん…です、か!?』
私は、怒りながらも応答に答える。
さっさと、逝けたなら早かったのにな……、なんて。
食満「……。伊作が「見てこい」って言ったから来ただけ、だよ。」
『へー、そうですかー(棒読み、)』
そんなのただの言い訳だって思いたくなってしまう。
人が嘘つく時は大体分かるからなぁ〜。
分かるよ。この人は嘘ついてないな、って。
食満「でも、お前は今の天女様に逆らったり、意地悪してりしるんだろ?なら、今の上級生を下級生と仲直りさせられるんじゃないか?」
言っている意味が分からない。
逆らったり、意地悪したりって、何のこと……?
しかも、仲直りって喧嘩中ってことでしょ?
「留三郎。もしかしてまぁ‐た、天女の妖術にかかってんの‐?」
背後から声が聞こえて、バッと後ろに振り返る
すると、そこには綺麗な女の人が立っていたのだった。
「仕方ないね。この天女をさっさと殺しちゃお‐、…かっ?」
別に何とも思ってはいなかった。
だけど、彼女から殺意は感じられた。
食満「李音。お前は口を挟むな、大変なことになるだろ…?」
李音「ん?じゃあさ、どうすんの?この女。コイツの思惑通り、このまま学園を動かすの?」
はぁ、ついていけない。
私はそのまま言い争う2人に背中を向けた。
さぁ、どっか行こうかなぁ……。
ーーーーーーーーーー
少し先に移動したところ。
修羅場を発見しました。
「俺が天女様と出かけるんだ!」
「いや、俺が!」
「何を言う!?僕が天女様とっ!」
うわぁ、なんか「モテる女は、私」って感じの奴がいる。
『くだらないねぇ…、うん。』
みんなが一斉にこっちを注目する。
あっ、やべ。←
ついつい声に出しちゃった…。
「ひっど〜いっ!結花はこんなに真剣に考えてるのに〜!!―――ま、モテない女の子には分からないか〜、ごめんね」
真剣、か。
ううん、いかにも真剣って感じじゃないんだけどなぁ…?
『―――ってかさ、「結花」って…、ぶりっ子にいそうな名前だよね』
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伊花は堕天使@通知が届かない(プロフ) - 蘆屋 満さん» 神無月さんん。コメントありがとうございますっ!はい、これからもコツコツと更新していきまので、よろしくお願いします! (2017年6月3日 18時) (携帯から) (レス) id: e67b9574d5 (このIDを非表示/違反報告)
蘆屋 満(プロフ) - コメントでは初めまして!!Twitterの神無月です!!制作お疲れ様です!これからも無理せず頑張って下さい!! (2017年5月29日 0時) (レス) id: c48c6a241a (このIDを非表示/違反報告)
伊花@澪=ドS+腹黒=>>>手遅れ<<<(プロフ) - ミラさん» あわわ、ありがとうございますぅぅぅぅ!!駄作にならないように頑張ります。 (2017年3月29日 11時) (携帯から) (レス) id: e67b9574d5 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ - 面白かったです!次も楽しみにしてます! (2017年3月28日 14時) (レス) id: 49594189e8 (このIDを非表示/違反報告)
伊花@澪=ドS+腹黒=>>>手遅れ<<<(プロフ) - まっつおさん» わわ、ありがとうございますっ!出来るだけ頑張りますね。 (2017年3月28日 8時) (携帯から) (レス) id: e67b9574d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊花 x他1人
作成日時:2017年3月7日 18時