【刀剣乱舞】じいちゃんの部屋が時空を超えそう

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カナside









朝食を食べるために広間へとついた。









そして目当ての人物に近づき、とんとん、肩をたたく。








何事かと不思議そうな顔をして振り向いた宗三左文字は、犯人が俺だと分かると途端に心配そうな顔をした。









「起きて大丈夫なんですか？」








ホワイトボードを掲げて確認する間もなく、昨日部屋まで運んでくれたのが宗三だと判明し、慌てて字を書きなおす。








「”大丈夫です。
運んで頂きありがとうございました”」








”お大事にしてください”という文字は消さずにボードを見せれば、そうですか、と素っ気なく、だが、どこか安心した風に笑った。








じいちゃん情報だと、宗三は自称籠の鳥らしいが、名前的に籠の鳥な俺としては妙な親近感を覚えなくもない。








ぺこりと頭を下げ、”ありがとうございました”とだけ書いたボードをもう一度見せてから、昨日座った場所へと向かった。









そこは上座から1番遠い端っこで、隣は蜻蛉切、向かいは次郎太刀だった。








広間についた時点で置かれていたお膳は燭台切の力作なのだろう。









ホテルの朝食なんて目じゃないくらい美味しそうなのだがいかんせん量が多い。








俺、初日に言ったよな？少食だって。









半分のご飯と味噌汁を美味しくいただいた俺は、残りを蜻蛉切に献上して燭台切の目から逃れるように食器を片付けた。

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