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智香side
本当にバカ
先輩の後姿を見ながらそう思う
まあ、その方が私としては好都合だけどね
さっき、丁寧にかつ素早く作ったドリンクに一つ一つ工作をしていく
これには、粉をもう少し入れる
水をたくさん入れる
そしてよく振り、かごに入れる
休憩の10分前に仕事終わっちゃったよ
ほんと、あの人仕事速いよね
まあ、タオルもってくる時間もあるし
こんなもんかな
「きゅうけーい!!」
徹先輩の声が体育館に響く
「あれ、タオルは今日ないのか??」
「今A先輩が持ってきてます!!」
「ふーん…」
体育館の出口の方を見てそう言うはじめ先輩
そして、私はあのドリンクを渡す
あえて何も言わずに
「どうぞ!!熱中症にならないようにしてくださいね!!」
一人一人に渡してく
その間に何人か異変が起こる
「……んっぐ!?コホッコホッ!?」
「ん、どうした松。大丈夫か??」
「あー、うん、大丈夫…お前のスポドリどうだった??」
「…??まだ飲んでねぇけど。え、なに」
耳だけ傾ける
もちろん、まだ渡していない人もいるからね
「あれ、いつもより濃いな」
「だ、だよな。運動量とか調整してくれてんのかな」
「うーん、そうだな」
……
それで二人は、ドリンクの話を止めた
なんだ、つまらない
「智香」
「英くん!!どうしたの??」
英くんは結構はっきり言うタイプだし
もしかしたら、ドリンクのことについて行ってくれるかも!!
「今日のこれ、いつもよりも薄くてあんま好きじゃないんだけど」
「えっ……うん!!き、気をつけるね」
動揺した風に演技する
そして、先輩の名前をあえて出さない
こうした後に、少しオドオドしながら
A先輩が作った、といえば
先輩思いの優しい智香ちゃんという好印象を与えられる
ちらっと英くんを見ると眉間にしわ寄せていた
「なに、その反応」
「う、ううん!!特に意味はないけど…」
「……嘘。何、今日のスポドリ智香が作ったんじゃないの」
なんともいい、ふりをくれた
私は、さっき頭の中で練習したように言う
「そ、その……今日はA先輩が作って…」
そういうと、英くんはもう一度ドリンクを見る
「へー、あの人が……」
そう言って、また無表情になる
そしたらタイミングよくあいつが来た
「遅れてすみません!!タオル持って来ました!!」
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皐月(プロフ) - 蓮華さん» はい！ (2017年1月11日 18時) (
レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - 皐月さん» 頑張ってくださいね！応援してます (2017年1月11日 18時) (レス) id: 0dcb8d2083 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます(´；ω；｀) (2017年1月11日 18時) (レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - 皐月さん» 変換間違えかな？って思ってたので大丈夫です！間違いはよくありますから！はい！新作楽しみに待ってます！ (2017年1月11日 18時) (レス) id: 0dcb8d2083 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 蓮華さん» すいません！前回の返信では、自信を地震と変換してしまいました…申し訳ありません！ ありがとうございます！新作が出た時はよろしくお願い致します！ (2017年1月11日 18時) (レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2016年11月1日 17時
