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「智香ちゃん、素直に謝ろっか??」
私がそう言うと
案外素直に謝った
「ごめんなさい、気をつけます」
「うん、ならいいよ」
「せ、先輩！本当にいいんですか！？」
金田一君に続いて、皆が心配してくれた
それに対して私は、いつもより優しく大丈夫だと笑った
智香ちゃん、また何か企んでいるんだろうけど無駄だよ
もう、貴方と私で
大きな差が出来てしまったんだから
でも、全部自業自得なんだから
ちゃんと反省してよ
「まあ、椎名がそういうならいいけどよ」
「智香ちゃんも、ちゃんと反省してよー？」
「はい。気をつけますね…」
か細い声で頷く
悲劇のヒロインぶらないでほしいよ
確かに、そうすれば少なくとも可哀想という、同情心が芽生える人もいるけど
私からしたら、正直目障りなだけなんだから
智香ちゃんのことは、許した訳じゃないけど
元の、智香ちゃんに戻って欲しいという願いもあった
だから、謝るだけでいい
そう私はいったの
でも、今日みたいなことをまた起こそうとするのであれば
こてんぱんにして、この部から出ていってもらうんだから…
「うーん、こんな雰囲気だとやりにくいね…今日、止めちゃう？」
「でも、俺ら以外の奴等はちゃんとやってんだ。文句言わずやるぞ」
「流石、脳筋だな…」
「うるせぇわ、ボケ」
「いったぁい」
「花巻キメェ…」
「及川の真似か！」
「おう！よく分かったな！」
「えぇ！？」
先輩達のやり取りで、雰囲気は少し和らいだ
智香ちゃんも、大人しく笑っている
それを、凝視している国見君が目に入る
……
後のことを考えて、国見君と仲良くなろうかな
何か嫌な予感がするし
「よし、戻ろう！」
「はい！」
皆は、私達に背を向けコートに戻っていく
嫌な予感は気の所為かな
皆の元気そうな後ろ姿を見て思う
すると、智香ちゃんがよってきた
少し拒否反応が起こったが頑張って耐える
彼女は、笑顔だった
「先輩、本当にすいません。これからもよろしくお願いしますね？」
「いっ……！？」
飛びっきりの笑顔で足を踏んできた
(宣戦布告です先輩。次は、こうもいきませんよ？)
はあ……
本当に、私の悪い予感はよく当たる
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皐月(プロフ) - 蓮華さん» はい！ (2017年1月11日 18時) (
レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - 皐月さん» 頑張ってくださいね！応援してます (2017年1月11日 18時) (レス) id: 0dcb8d2083 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます(´；ω；｀) (2017年1月11日 18時) (レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - 皐月さん» 変換間違えかな？って思ってたので大丈夫です！間違いはよくありますから！はい！新作楽しみに待ってます！ (2017年1月11日 18時) (レス) id: 0dcb8d2083 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 蓮華さん» すいません！前回の返信では、自信を地震と変換してしまいました…申し訳ありません！ ありがとうございます！新作が出た時はよろしくお願い致します！ (2017年1月11日 18時) (レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2016年11月1日 17時
