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・
「…」
「ね、ねぇ。嘘だよね??しーなちゃんこんなこと言わないよね…??」
アハハっと苦笑いしながら言ってくる及川さん
「…言いましたよ??」
「なっ!!」
眉を下げて言う
だって、言った事は事実だもん
斉藤のことだけどね
周りの人達は、目を見開く
そして、真っ先にこっちに向かってきたのは
やはり松川さんだった
「しーな。やっぱり昨日のもお前がやったんじゃねぇのか」
「今のは、確かに私が言いました。でも昨日のは、違いますよ」
「…証拠がねぇだろ。」
「そりゃあ、ありませんよ。あんな急にされるとは思いませんもん」
いつもみたいに言うと
松川さんは、なぜか怒ってくる
「言い訳すんなよ!!」
「言い訳してませんよ。智香ちゃんが勝手にやったんですって」
「そ、そんなっ!!先輩が私を叩いてきたんじゃないですか!!私自分で自分の頬叩きませんよ!!」
わざわざ、1、2年にわかるように説明をしてくれた智香ちゃん
何のことだと言っていた1、2年もそれを聞いてまた驚く
「え、椎名先輩、智香叩いたんですか!?」
「叩いてないよ。それに、何回も言わせないで智香ちゃんが勝手に―――」
「なんで嘘つくんですかっ」
私の言葉を遮って、泣き出した智香ちゃん
面白い
智香ちゃんは、今
自分が有利になってると錯覚し
とことん、ご自分の得意な嘘泣きをし始める
智香ちゃんの涙に動揺し声をかけている、渡君
矢巾君はそれを見てか私に言ってくる
「椎名、お前嘘とか苦手だろ??早く正直に話したほうがいいって…」
「いや。本当に私叩いてないって」
悲しそうな眼をする矢巾君
矢巾君とは同い年というのもあってか仲が良かった
そのせいか、彼は複雑な表情をしている
でも、智香ちゃんのほうに行ったのを見て
彼は智香ちゃんを選んだのだなと、理解する
渡君と金田一君は純粋っていうか
見たもの、聞いたものを、すぐ信じちゃうから
智香ちゃんの方にいる
松川さんは、智香ちゃんのことを気に入っているから
智香ちゃんの頭を撫でこっちを見ている
でも、その人達は、私が持ってるこのボイスレコーダーを聞いたら
どんな反応するんだろう
智香ちゃんは、どんな反応するんだろう
また、お得意の嘘泣きでもしてくれるのかな??
どうなんだろうな
楽しみだな
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皐月(プロフ) - 蓮華さん» はい！ (2017年1月11日 18時) (
レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - 皐月さん» 頑張ってくださいね！応援してます (2017年1月11日 18時) (レス) id: 0dcb8d2083 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます(´；ω；｀) (2017年1月11日 18時) (レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - 皐月さん» 変換間違えかな？って思ってたので大丈夫です！間違いはよくありますから！はい！新作楽しみに待ってます！ (2017年1月11日 18時) (レス) id: 0dcb8d2083 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 蓮華さん» すいません！前回の返信では、自信を地震と変換してしまいました…申し訳ありません！ ありがとうございます！新作が出た時はよろしくお願い致します！ (2017年1月11日 18時) (レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2016年11月1日 17時
