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俺が、一人で練習していると
どんどん選手が入ってきた
全員そろったが椎名先輩だけがいなかった
及川さんは、何か事情があるはずだと言い、先にアップを始めた
その時、智香が手を上げる
「すみません」
「ん、智香ちゃんどうしたの??」
「聞いてほしいことが…あるんです…」
智香の雰囲気から一部の奴らは、察する
及川さんはその一人で、スタメンの三年生以外にはアップをするように言った
何の話か気になったので残るようにお願いしたら許してくれた
金田一と、矢巾さん渡さんもそうだった
「それで、どうしたのかな??」
「これなんですけど…」
ポケットから取り出したのは、ボイスレコーダー
それに目を見開く、及川さんと花巻さん
岩泉さんは「なんだそれ」と眉間にしわを寄せた
「ボイスレコーダーです!!最近のマネ業のことについて話したくて…」
「…うん、いいよ。知らないこと沢山だしね」
それに続くように、皆も頷く
俺は、黙って話すのを待つ
すると、俯きながら話し始める
「私、A先輩の裏を知ってるんです」
「う、裏ってどういう―――」
「金田一、一回聞こ」
「あ、はい…」
皆も、智香が話し終わるまで黙って聞いていた
椎名先輩は、俺らのことが嫌いと言っている事
智香のことも嫌いだから、嫌がらせをしてくること
など、たくさん言っていた
そしてその証拠がこれだと、ボイスレコーダーの再生ボタンを押す
すると、確かに先輩の声と智香の声が流れ出した
《…のこと嫌いなんですか??》
押すのに遅れたのか、最初の部分がきれている
どうやら、バレー部のことを聞いたらしい
《え、どうしてわかったの…》
先輩の声
それを聞いた俺たちは目を見開く
録音はまだ続いていた
それは、先輩が言ってるとは思えない物ばっかりだった
《やっぱり、煩いしさ。なんか私の性格に合わないっていうか》
《それに、いっつも汗かいて暑苦しいったらありゃしないよ…》
ため息交じりにそう言う先輩
俺たちのことそう思ってたんだと落胆した
「…なんだよこれ」
岩泉さんは信じられないという顔で、そう吐き捨てる
皆もそうだ
その時、扉の開く音が聞こえる
「あれ、みなさんどうしたんですか」
張本人
椎名先輩だ
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皐月(プロフ) - 蓮華さん» はい！ (2017年1月11日 18時) (
レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - 皐月さん» 頑張ってくださいね！応援してます (2017年1月11日 18時) (レス) id: 0dcb8d2083 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます(´；ω；｀) (2017年1月11日 18時) (レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - 皐月さん» 変換間違えかな？って思ってたので大丈夫です！間違いはよくありますから！はい！新作楽しみに待ってます！ (2017年1月11日 18時) (レス) id: 0dcb8d2083 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 蓮華さん» すいません！前回の返信では、自信を地震と変換してしまいました…申し訳ありません！ ありがとうございます！新作が出た時はよろしくお願い致します！ (2017年1月11日 18時) (レス) id: 3b87b48c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2016年11月1日 17時
