本当の話 ページ4
私は、さっき聞いた話を林さんに尋ねる事にした
もしかしたら…教えてくれないかもしれない
でも、安田章大という人間を少しでも知る事が出来ると考えて、私は口をひらく
「さっき彼に聞いたんですケド…刑務官が彼のせいでクビになったというのは本当ですか？」
すると露骨に嫌な顔をされる
そこで私は、言葉をつけ加えた
「絶対に…外には漏らしませんから…教えていただけないでしょうか？」
私は、そう言って林さんの出方を待った
林さんは眉間にしわを寄せながら、ぽつりぽつりと話はじめる
「…結論からいうと…本当です…今月は6人ですが…私が知っている限り15人だと思います」
その話は驚愕だった
私は、心の中でそんな馬鹿な話はない！？彼の妄想ではないか？とそう思っていた
なのに、まさか本当だなんて…
私が愕然としていると、林さんは話を続ける
「なんでそうなってしまうのかが、私には分かりません…ただ911番に話を聞いた所、自分は愚痴を言っていただけだと…」
「愚痴？？あと、何で目隠しを彼はされてるんですか？」
「それは…彼の目を見て話してしまったら、あなたも犠牲者になるかもしれないと思ったので…」
そして、出口に近付くと林さんは口をつぐんだ
コレ以上は、もう無理みたい…
私は、外に出て振り返り建物をみた
『ボクが生きとるとな〜、みんな道を外してまうから…ボクは生きてたらあかんねん』
彼の声が耳の奥の方で聞こえる
安田章大…あなたはとんでもないモンスターなの？
それとも…ただ事件に巻きこまれた可哀想な被害者なの？
とりあえず私は事務所に帰り、安田章大が関わったと思われる事件の資料を読みあさった
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こじゅMAMA(プロフ) - 瀬取ぐりこさん» なかなか更新せずにですみません。お返事も遅くなりました。ゆっくりと読んでいただけたら嬉しいです！ (2020年1月18日 20時) (
レス) id: a147df293a (このIDを非表示/違反報告)
瀬取ぐりこ(プロフ) - お話の構成が天才すぎて、一気に読んじゃいました！ ２に行ってきます！ (2019年10月13日 15時) (レス) id: bdea2fdbd0 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - トランスさん» コメントありがとうございます。黒安田私も大好きです。更新遅くなったりしますが、更新頑張っていきますのでよろしくお願いします。 (2016年2月1日 18時) (レス) id: cfe8eab671 (このIDを非表示/違反報告)
トランス(プロフ) - 黒安田君好きです。カッコいいですよね。更新、楽しみにしてます。 (2016年2月1日 18時) (レス) id: fad6927b23 (このIDを非表示/違反報告)
∞ぽむりん∞ - お気になさらないで下さい！検討有難うございます！期待しています♪ (2016年1月31日 17時) (レス) id: 6e7478b2bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こじゅMAMA
| 作成日時：2013年12月17日 14時
