コソコソ話�� ページ11
胡蝶side
「な、なんもないです！」
ふふ、そんなことはないですよね？
だって……そんなに可愛い顔を、これほど赤く染めているのだから。
まるでリンゴみたい。可愛い。
「本当ですかね？ 何やらすごく赤くなってらっしゃいますけど」
あ、真顔になった。
コロッと変わるAさんの顔は、いくら見てても飽きないですね。
嘘をつけない感じ、好きですよ。
「イエ、ナニモナイデス」
「……ま、そういう事にしとくか」
あまりからかいすぎてもな、と、宇随さんはそこで止めた。
雛鶴さんも頷いて、まきをさんはまた、Aさんの小さなお口におにぎりを突っ込む。
仲いいですね。
「私もおにぎり貰っていいかしら？」
「どうぞ、是非食べてください！」
甘露寺さん、相変わらずたくさん食べますね。
その食べっぷり、いつ見ても驚きます。
「羽衣紫少女、少しいいか!?」
うわ、びっくりした……あ、煉獄さん。
この人、声大きいんですよね。
「煉獄さん、どうしましたか？」
「うむ、君と一回、手合わせをしてみたいと思ってな！ ……ああ、勿論、手加減はする！」
「え、でも木刀は……」
「ここにある！」
そういって、煉獄さんは木刀二本を取り出した。
準備いいですね。
「あ、はい。行きましょうか……」
「いや、待て！ 食べたばかりだと気持ち悪くなるかもしれん！ もう少し後でやろう！」
「あ、そうですね。ありがとうございます」
気にするな！と言って、煉獄さんはAさんの隣に腰をどかっと下ろした。
「ねえねえ、私も下の名前で呼んでいい？ あと、私のことは蜜璃って呼んでほしいな」
「！ いいですよ！ 蜜璃さん」
私とAさんが下の名前で呼び合っているのを見て、同じにしたいと思っていたのだろう。
甘露寺さんは三つ編みを持って、嬉しそうにしていた。
「そういえば、Aちゃんって月の呼吸の使い手よね？」
「はい。他の呼吸はからっきしで……」
何ででしょうね?と首をかしげるAさん。
随分と癖の強い感性を持っているんでしょうかね。
「その……松川師範は何て言っていた!?」
「えっと、確か……俺に似たな、変な奴って言われました」
(字数……)
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emiria(プロフ) - ありがとうございます(*^^*) そう言っていただけて嬉しいです！ (2020年8月12日 18時) (
レス) id: 326160d654 (このIDを非表示/違反報告)
藍乃 - どうしてくれるんですか！面白すぎてお茶を吹き出してしまったじゃないですか！！ 訳：面白すぎてお茶を吹き出しちゃったじゃん！もっともっと〜！←奴はドMです、 (2020年8月12日 13時) (レス) id: bea9161b20 (このIDを非表示/違反報告)
emiria(プロフ) - 月夜公さん» 良かった……笑ってくれる人がいた！ ありがとうございます！ (2020年8月8日 20時) (レス) id: ecee6d7503 (このIDを非表示/違反報告)
月夜公(プロフ) - 『この世の全ての鮭大根を食べてきた』だって......!! 思わず吹き出しちゃいました！！ (2020年8月8日 13時) (レス) id: 253c82e7ac (このIDを非表示/違反報告)
emiria(プロフ) - 月夜公さん» すみません！ ご指摘ありがとうございます。只今直してきました。 (2020年7月26日 16時) (レス) id: ecee6d7503 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：emiria | 作成日時：2020年5月2日 15時
