【相澤消太】今日も不毛な恋をする (ページ11)

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貞操の危機です。(震え声) ページ11

更衣室にて……。

『や……やや。』

私は迫り来る魔の手(お茶子ちゃん)から逃れようとしていた。

思わず、余ったマフラーの丈を、自分を包むようにして抱いた。

恋病A、貞操の危機です。(震え声)

「どうしてかくすん？そのマフラーの下はどうなってるん？

あわよくば見たい。(真顔)」←

『お茶子ちゃん！？真顔やめて！？』

あらやだお茶子ちゃん大胆過ぎだよ！？そしてその手はなんですか！？

私の天使(お茶子ちゃん)が魔の手に落ちたよ。(泣)

『た、助けてぇ！蛙吹さん、八百万さん！！』

「ケロ……梅雨ちゃんって呼んで、恋病さん。

でも、私も気になるのよ。」←

「ごめんなさい、恋病さん。私も気になりますわ。」←

『梅雨ちゃんん！？八百万さんん！？

もうAでいいよ！！』

逆ギレで叫んでしまった。あ、そんな事気にしてる場合じゃないや。(遠い目)

やばい、まともな人に断られた。

『や、やめてよお茶子ちゃん……。』

葉隠さんは、もうグラウンドβに向かってしまったし、芦戸さんも早々に着替えてグラウンドβへ行ってしまった。

仕方ない、最後の要！

『ダッツ奢るから、助けて耳郎ちゃん！』

「ごめん、Aちゃん。ウチも気になるわ。」←

『裏切り者めっ！！』