【ルフィ】…所詮 にんじんさんリク ページ15
*
「Aなんかもう知んねェ…!!」
「ルフィのバカ！アホ！もう知らない!!」
せっかくの久しぶりのデートなのに私の事なんかほったらかしで、食べ物ばかりに夢中になっているルフィに嫌気が差して喧嘩をしてお店を飛び出してしまった。
「久しぶりのデートだったに…私の事も考えてくれたっていいじゃない…」
随分と走って来た所でぽつり、と呟いた。
いつだってそうだった私の事なんてお構いなしで、食べ物ばっかりに目がいって…。
じわじわと視界がボヤけてくる。
なんで私を選んだのよ…そんなに食べ物が好きなら食べ物と結婚しちゃえっ！バカルフィ
「君、なんで泣いてるの？」
「俺達で良ければ話し聞くよ？」
急に話しかけられてビクリと震えた。前を向くと知らない男性が二人。
「ちょっと俺達の船近いからそこで話し聞いてあげるよ」
「じゃあ、行こうか!」
返事をしていないのに淡々と話を進める二人組の男。腕を捕まれて無理矢理引っ張られる。
「っ、嫌、離して!!」
「大丈夫、大丈夫、話聞いてあげるだけだから」
ニヤニヤと気持ちの悪い顔をしている男から腕を振りほどこうとするとギリｯと強く捕まれた。腕を掴んでいないもう一人の男が厭らしく腰に手を回してくる。
キモチガワルイ…助けて……ルフィ!
そう思った刹那、私の腕を捕んでいた男が後方からぶっ飛ばされていた。
次に腰に手を回していた男もぶっ飛ばされる。支えの無くなった私は、ぐらり、と倒れそうになった。けれど、後ろから伸びてきた手によって抱き止められた。
「怖かった…。！ル…?」
顔をあげ、その人の顔を見て絶望する。ルフィじゃ、ない…。
何を、期待していたんだろう…ピンチに恋人が助けてくれる、そんな恋愛物語なんて所詮、物語でしかないのに。
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Blue - リクエストします！私のリクエストは ルフィー多めでお願いします！ (2017年8月20日 0時) (
レス) id: 872dae7e55 (このIDを非表示/違反報告)
?初夏sora?(プロフ) - イゾウLOVEさん» リクエストありがとうございます！了解しました！ (2017年7月1日 23時) (レス) id: 579c168247 (このIDを非表示/違反報告)
イゾウLOVE - リクエストで「イゾウ」いいですか？ (2017年7月1日 23時) (レス) id: 6d3622490b (このIDを非表示/違反報告)
?初夏sora?(プロフ) - 亜貴さん» リクエストありがとうございます！イチジですか…書いたことがないので口調等が掴めるか分かりませんが頑張ります！ (2017年6月29日 15時) (レス) id: 579c168247 (このIDを非表示/違反報告)
亜貴 - リクエストお願いします！！イチジで、喧嘩→仲直り→甘 お願いします！！更新楽しみにしております！！頑張ってください！！ (2017年6月29日 12時) (レス) id: 38aea223d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：初夏LaLa@君恋 | 作成日時：2016年11月27日 21時
