＊文スト＊『彼等の甘い誘惑受けてみませんか？』

＊アンドレ・ジイド＊『二つの影。』暁改めて影桜さんリク ページ31

*







「A…愛している…」









ジイドは、私の頬に手を添えた。その手に覆い被せる様に、自分の手を重ねる。









「私も愛してます…ジイドさん」









彼は、私の頬を愛おしそうに撫で、己の指と私の指を絡ませた。
段々と二人の距離は縮まっていき、やがて二つの影が重なった。









「…ん、…っ……ふ…」









ジイドの舌が荒々しく、けれどとても優しく口内を荒らし、ちゅ、とリップ音をたてて
名残惜しそうに離れた。









「…!!……ん、」








私はそれを追う様に、彼の口唇に自分のモノを重ねた。彼は、一瞬吃驚した様な顔をしたが、直ぐに受け入れて呉れた。









彼の頸に手を回すと、其れが合図と云う様に舌が入ってくる。
長い、長い接吻が終わると、彼は私の耳に口を寄せた。









「乃公とずっと共に居てくれ…貴公が居てくれれば他は何も要らない。」









end




＊じ、ジイドさん…何気に初挑戦…。口調とか大丈夫ですかね…。

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