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「…ただいまー！」
帰宅すれば珍しく、玄関まで飛んで来てくれた、望。
「おかえりー、デートどうやったんすかぁ、？」
その日は息子たちには、
旦那との久々のデートと伝えていました。
「そりゃ、楽しかったよー！ なー？ 淳太くーん？」
「まぁ、それなりに？」
そしたら望が、ええなええな、って言い始めて。
「どのタイミングで、ちゅう、したん？笑」
「…はぁ？笑」
「だーかーらー！ いつ！ やっぱ観覧車の中？笑」
「…そんな若いカップルちゃうねんから。笑」
「えー！？ ちゅーしてないん！？ しんっじられへん！」
終いには、旦那とそんなやりとり。
いやぁ、おもしろかったなぁ。笑
妄想が、やっぱまだ甘酸っぱいっていうかさ？笑
「だいき、ただいま？」
そんな中大毅は、チンしてもらった、
その日の夕飯のオムライスとまだ格闘していました。
「…おかえりっ、けほっ、」
「あーもー、ゆっくりゆっくり。笑
ちょっと冷めてるんちゃう？ もう一回チンする？」
お願いします、という言葉が返ってくれば、
喜んでもう1度それをレンジの中へ。
その時に、食卓に放ってあった、
大毅のリュックサックを見ると、
そこには、今まで付いていなかった、
ジンベイザメのキーホルダーがついていました。
「水族館？笑」
「……ん？」
「男だらけで、水族館行ったん？笑」
せやねん、って、くふふっ、と笑う大毅。
きしょいやろ？、って。笑
「デートやな、デート。笑」
「…ははっ、じゃあ、今度、おとんと、行くわ。笑」
「ええやん。笑 あ、でも淳太くんは面倒いよー？
いちいち、うんちく聞かなあかんから。笑」
「…あー、遠慮、しとこ。笑」
楽しかった？ と聞けば、うん、って嬉しそうに。
温めたオムライスを持って行けば、
ニヤニヤしながら、またスプーンを握り始めました。
「…あ、せや、…みんながなぁ？
おかんの、こと、美人、って。笑」
「えー！うそー！ あの子らに！？
おかん、普通に嬉しいねんけど。笑」
「なんか、お姉ちゃん、かと、思った、らしい。」
「うそやん！ いける？それ。笑
若作りばばあ、って意味じゃない？笑」
ついでにそんなことも言ってくれて。笑、
その日は本当、いろんな意味で、
未来が明るくなった日でした。
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な - 昔から大好きなお話なので、もしよろしければ Wordに内容を書き出させて頂いても宜しいですか？ どこかに投稿やアップなどは一切致しません。 (2023年4月12日 23時) (
レス) id: 144323ef08 (このIDを非表示/違反報告)
mothernature110(プロフ) - 24時間テレビ出てほしいですよね (2017年4月2日 19時) (レス) id: 167eecf0f9 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - すごく感動しました。更新大変だと思いますが、これからもお願いします! (2017年1月4日 17時) (レス) id: 129d5a1fa9 (このIDを非表示/違反報告)
こためるこ(プロフ) - ほんとに号泣です ；＿； もう涙止まりません！ 更新頑張ってください！ (2017年1月3日 2時) (レス) id: faa6f22767 (このIDを非表示/違反報告)
smile06302050(プロフ) - はじめまして！Twitter絡ませていただきます！ (2017年1月2日 23時) (レス) id: a1e554584d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉都香 x他1人 | 作成日時：2016年12月27日 20時
