ドリームアゲインアゲイン(黒)2 (ページ7)

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向｢そうそう！
だからまぁ、安心してええって！
明日もやけど、
…別に照兄はAのこと
妹ってしか思ってないっぽいからな！｣

目｢……別にそういうんじゃないけど。｣

向｢また、めめは素直やないなー！
Aのこと照兄が
好きなんじゃないかって
気になったくせに！｣

目｢……違うって、ただ、俺はさ、｣

向｢…ん、めめ？｣

目｢…ただ、俺は、Aが
俺のとこから離れて行かないか
不安っつーか、｣

向｢…めめ？｣

目｢…まぁ、いいや。安心した…｣

向｢めめ！？
…そんなにお酒飲んでたっけな？
……ほんま、世話が焼けるな、めめも。｣

目｢……ん、A、離れんな。｣

向｢…いや、こっちが恥ずかしくなるっ
ちゅーねん。
A聞いたらどんな反応するやろうな。｣

…私は2人がそんなこと
話してたなんて知る由もなく、

……明日、迷惑かけないように
テニスのルールとか
1から勉強しとこう。

うん！
キャプテンのひーくんに
恥かかせるわけには行かないし、
お兄ちゃんもいつもテニスクラブの皆さんには
お世話になってるわけだし！

そう思って私は携帯と睨めっこして
必死にテニスのルールを覚えていた。