ドリームアゲインアゲイン(黒)2 (ページ24)

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岩｢あ、A。
遅かったな、なんかあった？｣

｢…あ、ひーくん。
いや、何も。｣

ボーッと歩いていると、
いつの間にか公園に着いていたみたいで、

岩｢…そうか？｣

｢…はい。あ、ひーくん、
ちょっと聞きたいことがあるんですけど、｣

岩｢ん？何？｣

｢…その、失礼かもしれないんですけど
テニスクラブに見に来てるひーくんの
ファンの方とかになんかされたこととか
ないですか？｣

私は気づけばそんなことを
ひーくんに聞いてしまっていた。

岩｢…あー、そうだな。
特にはないけど、前に1度だけ
1人の子に告白ずっと断ってたら
逆恨み？みたいなのされて
ぶたれたりされそうになったりとかは
あったな。｣

｢……そうだったんですか。｣

岩｢…あぁ。まぁ、女性の力だし、
別になんてことも、
…って、A？｣

…そうだよね、逆恨みとか
されたりすることもあるだろうし。

さっきあの女性達が言ってた人が
蓮にもし、なんかしたら？

…私は最近ちょっと体力つけたぐらいだし、
何の役にも立たないし、

どうしたら？

と、私が下を向いて
ずっと考え込んでいると、