ドリームアゲインアゲイン(黒)2 (ページ2)

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岩｢頼む！A！！この通り！！｣

｢いやいや！
ひ、岩本先生、頭上げてくださいって！｣

…この図、絶対におかしいような。

翌日、お兄ちゃんが言ってたように
直接私のところに休憩時間来て
頼みに来たひーくん。

…この光景見た周りの方達絶対に驚くよな。

私がそう思っていると、

岩｢だってさ、A以外
心当たりがある奴いないんだって！｣

｢…で、でも、私マネージャー
経験ないですし、｣

岩｢大丈夫だって！
大変なこととかさせないしさ！｣

｢…そ、そうですか？｣

岩｢そうそう！
ルールも大体分かるだろ？｣

｢…ま、まぁ、そうですね。｣

岩｢なら、スコアとかもつけれるしさ！｣

｢…で、ですかね？｣

岩｢な、頼むって！｣

と言ってまた頭を下げる
ひーくん。

…私に頼むぐらいだから
相当困ってるんだよな。

……うん。役に立たないかもだけど、
別に明日用事あるわけでもなかったし、

｢…あ、じゃ、じゃあ私でもいいなら、｣

岩｢まじ！？ありがとな！
良かったわー！｣

｢は、はい！
…あ、なんですけど、そのー、｣

…そうそう。
お兄ちゃんはOKしてもなー、

私が不安に思っていると、

岩｢あぁ。目黒ね！｣

ｷﾞｸｯ

｢は、はい。｣

…そうなんだよね。
蓮が心配そうだからなー。

私が下を向いてそう応えると、

岩｢まぁ、そうかなーっては
思ってたけど。
…ったく、あいつも過保護だねー。｣

｢…い、いや、そう言うわけでは
ないと思うんですけど、
言っとかないとなーって思って、｣

…なんで言わなかったんだって
また怒られそうだもんな。