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目「……え、Aを1日
マネージャーにですか?
岩本くん達のテニスクラブの。」
岩「そうそう!
いやー、急遽、マネージャーの子が
インフルエンザになってさ!」
…なんか、心無しか
蓮、一気に顔にシワ寄ってないか?
私がそう思って黙っていると、
目「…あ、それは分かりましたけど、
別にそれ、Aじゃなくても、」
岩「いや、それが明日急遽でって
誰もいないんだわ。
Aならテニスのルールとかも
大体分かっから良いしさ!な?」
「…あ、は、はい。まぁ、そうですね。」
…蓮の視線が痛いな。
目「…康二も行くんすよね?明日。」
岩「あ、康二は明日、団体の
お得意さんのお客さんいるから
欠席なんだよなー。珍しく。
でも、康二の許可は得てっから。」
目「…そうなんですか。
あ、まぁ、俺はいいですけど。」
岩「ほんとか!?
いやー、ありがとな!
まぁ、大変なこととか
させないしさ、Aには!」
目「…あ、いえ。分かりました。」
岩「ありがとな!2人とも!
…あ、もうすぐ休憩時間終わるよな。
じゃあまた明日な、A!
家まで迎えに行くからさ!」
目「…え!?」
「…あ、大丈夫ですよ!
試合場所まで1人で行けますから!」
岩「いいって!いいって!
どうせ、家、近所も近所なんだしさ!
じゃあ、明日よろしくなー!
また連絡するわ!
目黒もまたな!」
「…あ、まぁそうですけど、
え、は、はい。また。」
目「…お疲れ様です。」
…そう言ってひーくんは
爽やかに去っていった。
意外に強引だな、ひーくんも。
そう思って、私がひーくんの
背中を見ていると、
目「…岩本くんとAって
家近いの?」
「…あ、う、うん。
ほら、私のマンションの目の前の道路挟んで
向かい側にあるあそこのマンション!」
目「…あ、あそこか。そうだったんだ。」
「そうそう!
去年、知った時
お互いに驚いたんだよねー、そういえば。」
…まぁ、皆、この病院に勤めてて
いざって時は出勤しなきゃだから
近くに家借りるから大体一緒の
地域のとこだよね。
目「…てかさ、岩本くんとAって、」
「え?」
蓮がなんか言おうとしたところで、
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作者名:さつき | 作成日時:2021年8月9日 22時