1番逢いたい人2(黒) (ページ43)

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お騒がせページ43

澪｢良かったわねー♡ほんと♡♡｣

｢…う、うん、お騒がせしました。｣

あれから、数日後、
いつものように報告がてらなのか
ランチがてらなのか
澪にあの後のことを話していた。

澪｢はー！ついに
Aも大人の階段を
登ったわけね！｣

｢…お、大人の階段って！｣

澪｢…で、どうだったの？感想は？｣

は、恥ずかしい！！

｢…う、うん。
いや、なんかいっぱいいっぱいでさ、
…でも、これがし、幸せって
やつなのかなと。｣

私は俯きながら言った。

澪｢やー！あんたよく
そんな恥ずかしいこと言えるわね？
まぁでも可愛いわね、相変わらず♡｣

と、澪に頭をよしよししながら
言われる。
…だ、だってほんとに
思ったんだもん！

｢…もうっ！ばかにして！！
ていうか、澪達こそ
こないだどうだったの？
…ごめんね、私が来ちゃって
邪魔しちゃったからさ。｣

そうそう、邪魔しちゃったし、
翔太くんお風呂入ってたみたいだからな…。

澪｢…わ、私達のことは
別にいいんだけど、話さなくて。｣

｢えー！ずるい！！
そんな、いつも私達のことばっかりでさ！｣

澪｢…あんた達が
いつもトラブル起こすから
助けてやってんでしょうが。｣

ｷﾞｸｯ

た、確かにいつもそうだ。
翔太くん共々お世話になっております…。

｢…そ、そうだね。
ありがとうございます。｣

澪｢…まぁ、分かれば良いけど。｣

｢…あ！そういえばさ、
澪、それスノの収録の時もだけど
皆さんのメイクすること増えたの？｣

なんか、結構最近、
入ってるって話蓮からも聞くような…

澪｢…あー、そうそう！
今までヘルプだったんだけどね
ぼぼ私は固定で専属になったんだよね。｣

｢…え、そうだったんだ！
おめでとう！！｣

澪｢…うん、ありがとう。
でも、何かそれさ、
後から聞いたんだけど
…翔太がメイクさんの私の上司に
当たる人に口添えしてくれた
みたいで私は納得言ってないって言うかさ、｣

え、翔太くんが？

｢そうなんだ！
…でも、翔太くんは
嘘つかないしさ、澪が
例え、彼女じゃなくても
言ってたんじゃないかな？｣

澪｢…うん。
翔太にもそれ言われたんだけどね、
他のメンバーも推薦してたからってね、｣

おー！翔太くんやるな！！

｢…絶対そうだよ！
蓮もそういや言ってたし！！｣

そうそう、まぁ桜木も腕はいいからなって。