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澪｢…あんた、目黒に
告白する時も同じこと
言ってたから、いい？
女なら覚悟しなさいよ！
目黒も待ってるわよ！！
じゃあね、甘い夜を♪｣
｢っ！！！ちょ、ちょっと、澪！？｣
電話切れたし。
…確かに告白しようと
した時も今はまだって
言ってたけどさー…。
……いや、告白とこれを
一緒にしないでよ！！！
いや、落ち着け、自分。
平常心だ、平常心。
と、思っていた時、
ｶﾞﾁｬ
｢…あ、蓮。もう上がったんだ…｣
…って、上半身裸じゃん！！！！
｢…ちょ、ちょっと
上、服着てよ！！！｣
目｢…はぁ？暑いし、別にいいだろ。｣
｢…い、いやダメだから！！｣
目｢……だから、見惚れるなって。｣
っ！！！！
この男また！！！
｢……ち、違うから！！
とにかく早く着て！！！｣
目｢…いや、おいっ！！｣
と、強制的に脱衣所に
閉じ込めた私。
もう！！！
なんなのよ！！！！
…人の気も知らないで！！
ていうか、既に平常心じゃないし、私。
神様、お願いです！
早く、明日になってください！！
私はそう願いながら
何とか平常心を取り戻そうとしていた。
あれから、蓮は何とか
上の服来てくれたんだけど…
目｢…………｣
頬杖つきながらめっちゃ
不機嫌になってるし……
｢…れ、蓮。お、怒ってる？｣
目｢……別に。｣
もう、その言い方が
怒ってるじゃん。
…あ、ていうか、
絶対さっき私の下着姿見たよね？
｢……さ、さっきさ、
見たよね？｣
目｢………何をだよ。｣
｢……み、見てないならいい。｣
目｢………見てねぇよ。
お前のAカップなんか。｣
っ！！！！！
見てるじゃん！！！
｢ぜ、絶対見たじゃん！！
ていうか、私、Aカップじゃないから
Eカップあるから！……ってあっ！｣
さ、最悪！！！！
なんで自ら胸のサイズを
彼氏に言うんだよ、私！！
目｢……恥ずかしい奴。
てか、意外にあんだな、お前。｣
っ！！！！
｢…もう！！うっさい！！！
私、もう寝るから！！｣
と言ってベッドに行こうとすると、
目｢……はははっ！！
そんな恥ずかしがんなって！な！｣
と、さっきまで怒ってた蓮が
ケラケラ笑って私の頭の上に
ポンと手を乗せる。
｢…れ、蓮のせいでしょ！？｣
目｢…まぁまぁ。落ち着けって。
寝る前にちょっと話そうぜ。｣
｢…う、うん。｣
と、言われて蓮の隣に座る私。
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年4月11日 17時
