1番逢いたい人2(黒) (ページ17)

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撮影はOKで
カメラが止まると
私はさっくんが心配だったので
さっくんの元に駆け寄った。

｢…あ！さっくん！
大丈夫でした？
青汁ドリンク、すきっ腹には
キツかったのでは？｣

佐｢おー、Aちゃん！
うん、大丈夫大丈夫！
他のチームのつまみ食いしたしね！
Aちゃんこそ大丈夫！？
結局さっきから
何も食べて無いんじゃないの？｣

｢…あー、私は
ダイエット中ですし、大丈夫ですよ！｣

そそ、結局、澪に
頼み損ねたんだよね…。

目｢……お前、ダイエットなんか
してたっけ？｣

ｷﾞｸｯ

そうだ、さっくんと
同じチームだった、蓮は……。

｢…う、うん。
きょ、今日からね！｣

嘘ついてない嘘ついてない。
…そうそう、いつ何時も
その時が来ていいようにとは
言えないけど。

目｢…なんか、さっきから
怪しいんだけど、お前。
…また何か隠してるんじゃ？｣

この男はだからなんで
こんなに疑り深いんだよ！！！

｢…気のせいでしょ！？
あ、私バーベーキューセット
片付けますよ！｣

目｢いやっ、おいっ！
だからすぐ逃げんなって！！｣

あー、うるさいうるさい！！

渡｢…2人ともやっぱ
いつも通りだけど、
夜が待ち遠しいな♪｣

澪｢…うん。でもさ、
Aは信じると思うけど、
目黒はあんな感じで
疑り深いけど本当に大丈夫？｣

渡｢あぁ！大丈夫大丈夫！
あいつの弱点はお姫様だからね♪｣

澪｢…あぁ！なるほどね♪｣

と、ひっそりと2人が
何か企んでいることを
また私は気づかず、
バーベーキューセットを片付けていた。

…うーん。
まぁ、確かに私もお腹減ったな。

夜、澪と夜食買って食べるか。
と、呑気に考えていた。