ホテル ページ22
澪｢なんか理由あった方が
断りやすいでしょ！？
そして、Aも実際
キツかったんじゃないの？
あの青汁ドリンク。｣
ｷﾞｸｯ
ま、まぁ確かにそうなんだけど…
｢…う、うん。でも、
嘘つくのはなんか気引けるしさー。｣
澪｢気にしない気にしない♪
…あ、ここだって！
翔太達のホテル！｣
澪に言われてホテルを
見上げると、…お、大きいな！！
さすが、今をときめくアイドル…。
その中の1人と付き合ってる
平々凡々の私って…。
あ、ていうか！
｢そういえば！マネージャさんとか
大丈夫なのかな！？
部屋来たりするんじゃないの！？｣
澪｢あぁ！なんか
マネージャーさん達も
スタッフさん同様食事会に
行ったらしいわよ！
メンバーの皆さんは流石に
疲れてホテルへ直行だった
らしいんだけどね。｣
まぁ、流石に今日は撮影が
ハードだったし、皆さん疲れたよね…。
…ん？てか、それなら
蓮と翔太くんも休ませた方が
いいのでは？と思っていると、
渡｢…お！来た来た！
2人とも迷わず来れた？｣
目｢……よう。｣
｢…翔太くん！蓮！｣
そこにはホテルのフロントの椅子に
座っていた2人がいた。
澪｢うん！私達の
ホテルから近いしね♪｣
渡｢よかった！じゃあ部屋行こうか！｣
と、ズンズン2人で進んでいく。
さっきから絶対歩くの早いんだけど…
目｢……お前、このこと知ってた？｣
｢…え？いや、さっき澪から
聞いて連れて来られた。｣
目｢…やっぱ、そうだよな。
俺もさっき聞いたんだけど、
…なんか嫌な予感すんだよな。｣
｢…そう？｣
…確かにさっきから
2人ともニヤニヤしながら
こっちを見てるような…。
まぁ、とりあえず
お腹すいたからなんか食べたいな。
と思っているうちに
蓮と翔太くんの部屋に着いた。
渡｢…よし、ここだから
部屋入るか！
……あ、その前に俺と澪で
コンビニで適当になんか
買ってくるから2人は
部屋で待っといて！｣
澪｢…そうそう！
私達で買ってくるからさ！｣
｢…え、悪いし、
私達も一緒に行くよ！ね？蓮！｣
目｢……あぁ。｣
てか、さっき私と澪で
来る途中に買ってくれば
良かったんじゃ？
渡｢……いやいいって！いいって！｣
澪｢…そうそう！
私達2人で話したいことも
あるしさ、先に入ってなって！｣
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年4月11日 17時
