公園 ページ2
ー楽屋。
渡「…はぁ!?
まだお前、Aちゃんに
謝ってないわけ?」
目「…はい。てか、
しょっぴー声大きいっすよ。」
渡「…いや、大きくもなるだろ。
あれから1週間は経ってるぞ。」
目「……そうなんすけど、
なんかAのあの時の
泣き顔思い出すと、
どうしても連絡出来なくて…」
渡「……お前もいつもは
ガンガン行くくせに
お姫様のことになると
臆病だね、ったく。」
目「っ!!!
からかうのやめてくださいよ。」
渡「まぁ、いいけど。
明日、それスノの収録だし、
どうせ顔合わすんだから
出来たら今日中に連絡して
謝った方がいいんじゃない?」
目「…俺もそう思ってるんすけどね。」
阿「…あ、佐久間!!
さっきさ、佐久間の好きな
漫画の先生、番組の収録で
来てたっぽいよ!」
佐「…え!!ほんと!!!
どこどこ!?俺、サインのお礼も
言いたいし、ちょっと
行ってくる!!」
阿「おー!さすが大ファンな
だけあるね。あっちだよ。
…そうそう、そしてさ、
その漫画の先生の担当の
確か高倉さんだっけ?
Aちゃんの元カレっていう、
その人も来てたよ。」
目「……え?阿部ちゃん
それ、本当ですか?」
阿「おぉ、めめ。
そうそう。なんか神妙な顔して
Aちゃんと話しててさ!」
目「…は?」
深「…あ!俺も見たかも、それ!
てか、なんか2人でTV局の外に
出ていったような…」
目「っ!!!俺、ちょっと
出てきます!!」
深「…あ!おいっ!!めめ!?」
渡「…ほんと相変わらずだな、目黒。」
あれから、無事収録は終わり、
高倉くんに声を掛け、
TV局の外の以前翔太くんに
話を聞いてもらった
公園に来ている。
「ご、ごめんね。
高倉くん。時間取ってもらって。」
高「…いや、別にいいけどさ。
それで話って何?」
ドキッ
…うん、私、頑張れ。
「…あ、あのさ、こないだ、
私を送っててもらった時さ
…私の聞き間違いじゃ無ければ
私のことまだ好きって
言ってくれたと思うんだけど、
私は彼氏いるし、
その気持ちには応えることが
できない…」
高「…そう。
でも、その彼氏と
いつ別れるか分かんないでしょ?」
ドキッ
「…え、いや、そんなことないよ!」
高「…そうかな?
今日心無しかAちょっと
元気無さそうだったし、
…もしかして彼氏と喧嘩したとか?」
っ!!!
なんで、分かるんだろうか。
やっぱそんなに分かりやすいのか、私。
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作者名:さつき | 作成日時:2021年4月11日 17時