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ん?あれ?ここどこだ??
白い天井が見える?
って私、そういえば…と思って
バッと起き上がった。
ツ!!!
目「ばか!お前急に起き上がるなって!!」
「…え?あ、蓮…あれ?てか
ここどこ?」
蓮はため息をつきながら
目「医務室だよ。お前スタジオで
倒れたんだよ。」
「…あ、そうなんだ。」
目「なんか寝不足だって。
…でも、良かった。目覚めて。」
「……あ、そっか。」
もしかして蓮また運んでくれたのかな、
私のこと。
申し訳ない。
目「……てか、寝不足なのって
俺のせいだよな。…こないだはごめん。
勝手なこと言って。」
「…え?」
目「…さっき、阿部ちゃんから
お前が俺のこと疲れてるんじゃないかって
心配して息抜きにクイズ
出してくれって頼まれたって
聞いてさ、」
「あ、うん」
目「俺、てっきり阿部ちゃんみたいに
頭良い方が好きなのかって
勘違いしてあんなこと
言った、だからごめんな。」
「…え、いや私こそごめんね。
余計なことして。」
目「…全然余計なことじゃないよ。
でも俺の為に無理すんな。
……こうやって倒れられたら
俺の心臓が持たないからさ。」
優しいな、蓮は。
そしてずるい。
「…うん。ごめんね。」
目「……うん。
で、本当に悪いって思ってる?」
「へ?うん、思ってるけど…」
目「……じゃあお詫びに
俺にキスして。」
はい!???
何を言い出すんだ、この男は!???
「は!???急に何言ってんの!?
てか、ここTV局だし!!」
目「だから誰も見てないって
言ってんだろ。」
「い、いやそういうことでも
無くってさ!!」
目「……俺のこと好きじゃないわけ?」
「え、いやそうじゃないけど、」
目「……なんかいつも俺から
ばっかりしてるし。」
っ!!!
そうだけどさ、でも恥ずかしいし…。
目「……ほーら。目つぶっててやるから、
早くしろって。」
「っっ!!!」
もうっ!!!
この男はほんとに!!!
私は勇気を振り絞って蓮にほっぺに
近づいた。
チュッ
「こ、これでいいんでしょ!?」
もぅ!!恥ずかしいったら
ありゃしない!!!
目「……普通、口だろ。ばか。」
え?と思った時には
チュッ
「っ!!!!!」
蓮に口にキスをされていた。
目「………お前、顔真っ赤。」
「う、うるさい!!」
てか、結局蓮から
するんじゃん!!!!!
目「…てか、お前息抜きに
クイズってやっぱズレてるぞ。」
「そうかな?」
何はともわれ蓮と元通りに
なれて良かった!
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まいやん(プロフ) - はじめまして!更新ありがとうございます!ずっと続編や番外編楽しみにしていたので嬉しいです!これからも楽しみにしてます! (2021年3月31日 21時) (レス) id: 9a00c406d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さつき | 作成日時:2021年3月30日 14時