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ー中学2年生の頃。
私は何するにも面倒くさくて
荒れてたっていうか。
言わゆる中2病ってやつで。
クラスでも1人でいることが多かった。
なんかこの容姿のせいで
男関係でやっかみかけられるのも
日常茶飯事で。
ほんとにめんどくさい。
私が何したって言うのよ。
といつものごとく女の先輩に
呼び出されて私が教室に戻ると
ガラッ
A「…あ、桜木さん!
今日日直だけどまだ黒板消し
終わってないよ!」
澪「…あぁ。ありがとう。」
この子。Aさんだっけ?
確か陸上部の時期キャプテンで
分け隔てなく皆に優しくするって
いうかなんかいかにも
いい子ちゃんって言う感じで苦手。
と、私は黒板を消しながら思っていた。
A「…………………」
またいつものように
女の先輩に呼び出されていた。
パシッ
っ!!!
痛っ!!
私は頬を叩かれた。
「人の彼氏に手出してんじゃねぇよ!」
「………」
…いや、普通に落し物拾っただけだし。
「もういいよ。もうすぐ先生
来そうだし行こう。」
「うん。そうだね、行こ行こ。」
と言って消えていった。
なんなのよ。ほんと。
知らないしあんたの彼氏なんて。
と私が座り込んで思っていると、
A「…え?あ、桜木さん、大丈夫!?」
澪「…あ、Aさん」
私に気づいたAさんが
私に近寄ってきた。
目「……A!今日部活ないし
一緒に帰ろう…ん?どうかした??」
A「…あ、蓮!いや桜木さんが
怪我してるみたいで…」
あ、こいつ目黒だっけ?
確かファンクラブもあって
女子に人気のある…
そういえばAさん、
幼馴染って聞いたことあるような…
A「…あ!桜木さん血出てるよ!!」
と、Aさんが私の顔にハンカチを
当てようとした所で
パチン
A「…あ、え?」
澪「…ほっといてくれない?
私あんたみたいないい子ちゃんぶりっこ
してる子嫌いなんだけど」
そう、どうせ私のこと
心配してないくせに。
A「…あ、ごめんね、私…」
あ、言いすぎた。
Aさん、俯いてるし…。
目「………桜木だっけ?
何があったかしんないけど
人が心配してんのにその態度は
ねぇんじゃねぇの?」
っ!!!!!
A「…ちょっと!蓮!!
あ、さ、桜木さん!?」
私は目黒に言われて慌てて
その場を立ち去った。
だからほっといてって
言ってるんじゃん。
…でもほんとAさん
心配そうな顔してたのに。
私、最悪。
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まいやん(プロフ) - はじめまして!更新ありがとうございます!ずっと続編や番外編楽しみにしていたので嬉しいです!これからも楽しみにしてます! (2021年3月31日 21時) (レス) id: 9a00c406d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さつき | 作成日時:2021年3月30日 14時