25 ページ25
ーお昼休み。
沙羅｢…で！Aって
目黒と実際のところどうなの！？｣
｢…ん？めめと？？｣
沙羅｢そ！！｣
お昼にいつも通り
クイズ研究部の部室である
化学準備室で沙羅とお昼を
食べていると、
いきなり沙羅が珍しく声高らかに
そう聞いてきた。
…めめと実際のところどうって、、
どういうことだ？？
お弁当の卵焼きをむしゃむしゃと食べながら
私が首を傾げながらん？ん？？と
考えていると、
沙羅｢だから！！
目黒と付き合ってないの！？
って聞いてんの！！｣
｢付き合う？｣
沙羅｢そ！！！｣
｢………え！！！？
いやいや、なんで私とめめが？？｣
…付き合うって、
めめと私が恋人同士ってことだよね？
私が沙羅の言葉を
多分理解し、手をめちゃくちゃ降って
沙羅に聞き返すと、
沙羅｢…理解すんの遅いわ〜。
いやー、だってさ！
Aのバイト帰りいっつも
迎えに来てんでしょ。目黒。｣
｢中々ピンと来なかったんだって！
うん。まぁ、そうだね？
断ってるんだけどね！
家から近いしさ、翔太くんのお店！｣
そうそう。
幼なじみの翔太くんがやっている
夜カフェで週に3.4回バイトで働いてるんだけど
家から歩いて10分もしないとこに
あるなら有難いんだよな〜。
沙羅｢…はぁ。鈍いわ〜、相変わらず。
そんなさ、普通いくら
幼なじみだからって
毎回迎えに行くかね？Aのこと。｣
｢鈍い？？
え？いや、めめって
なんだかんだ言って優しいからね。｣
うんうん。
今日もお父さんに頼まれたとはいえ
お弁当も持ってきてくれたしな。
と、またお弁当のウインナーを
むしゃむしゃと食べながら
沙羅にそう答えると、
沙羅｢いやいやいや！！
それもあるかもだけど、
目黒って絶対にAのことさ！｣
｢へ？私のこと？？｣
と、沙羅がそう私に
言いかけたところで、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1084人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柊(プロフ) - メープルさん» 楽しみにして下さりありがとうございます！まだ見ておられたら更新致しましたのでご覧頂けたら幸いですm(_ _)m (2023年2月26日 13時) (
レス) id: d44f1ce573 (このIDを非表示/違反報告)
メープル(プロフ) - 次の更新楽しみにしてます！ (2022年11月27日 8時) (レス) @page31 id: c305ae1bbe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さつき
| 作成日時：2021年12月4日 23時
