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ー4年後。
｢ラウー！お弁当忘れてる！！｣
私はテーブルに置きっぱなしになっていた
お弁当を今まさに家を出ようとしてる
玄関に居るラウに手渡す。
ラ｢あー！ごめん！姉ちゃん！！
ダンス部の朝練遅れると思ったら
焦っちゃってさ！｣
｢いいよ！でも、もうちょっと
早く起きなさいね。｣
ラウがへへ。昨日の夜テレビ見てて
夜ふかししちゃってさ！
と出会った頃と変わらない
憎めない笑顔で言う。
ったく、来年から高校生なのに
大丈夫かな〜。
と、心の中で思いながら
私が制服にエプロン姿に
腕組みしながら
ラウを見ていると、
ラ｢あ！そうだ！姉ちゃん！！
僕、言ってなかったんだけどさ！！｣
｢ん？何？？｣
ラウが突然思い出したかのように言う。
ほんとなんだ？？
私が首を傾げて
不思議そうな顔をしていると、
ラ｢僕ね！彼女が出来たんだ！！｣
｢へぇー。彼女ね。それは良かった…
…って、へ！？？彼女が出来た！？｣
ラウがニコニコ笑顔で私にそう言ってきた。
か、彼女って！！
私がいきなりのことに
頭が追いつかないでいると、
ラ｢そそ！！でね、今度の土曜日
部活休みだし〜、
家に連れて来ようかな〜って！｣
｢い、いやちょっと待って！ラウ！！
家に連れてくるって、｣
ラウに彼女が出来たことも
まだ頭の整理が追いつかないのに
家に連れて来るって！？
と、私が1人朝から混乱していると、
ラ｢あ！まじで時間やばい！！
じゃそういうことだから！
いってきまーす！！｣
｢あ、ラウ！！
ちょっと！いってらっしゃい！気をつけてね！｣
と、ラウは爽やかにいつも通り
手をブンブン降って家を出て行った。
…ラウに彼女って。
……それで土曜日家に連れて来るって。
いきなり過ぎて頭が追いつかないわ！！！
と、私は朝からのラウの爆弾発言で
頭が痛くなった。
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柊(プロフ) - メープルさん» 楽しみにして下さりありがとうございます！まだ見ておられたら更新致しましたのでご覧頂けたら幸いですm(_ _)m (2023年2月26日 13時) (
レス) id: d44f1ce573 (このIDを非表示/違反報告)
メープル(プロフ) - 次の更新楽しみにしてます！ (2022年11月27日 8時) (レス) @page31 id: c305ae1bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年12月4日 23時
