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ｽｯ
｢…え？あ…めめ。｣
沙羅｢あ、目黒じゃん。｣
気づくと私の机の上に
お弁当を置く…めめの姿が。
目｢……おじさんとちょうど
マンションの前で会ってAに
渡してくれって言われたから。｣
｢……あ、そうだったんだ。｣
目｢……うん。じゃあ俺はこれで。｣
｢……あ、うん。ありがとう。｣
めめはそれだけ言うと
教室から出て行った。
……そっか。
お父さんとちょうど
ばったり会ったんだ。
今日、めめサッカー部の朝練
無かったのかな。
私がめめが持って来てくれた
お弁当を見つめながら
そんな事を思っていると、
沙羅｢…Aさ、目黒と
いい加減仲直りしたら？｣
沙羅が私の方を
心配そうに見つめながらそう言う。
｢……うん。｣
沙羅｢……もう1ヶ月ぐらい経つじゃん。｣
｢……そうだね。｣
沙羅｢…康二もめめがいまいち
元気ないねんなー。とか言ってるしさ。｣
｢……そっか。｣
沙羅｢……サッカー部のマネージャーに
言われたことなら気にしなくても、｣
｢ごめん！沙羅！
私、ちょっと眠気覚ましに
トイレで顔洗ってくる！！｣
沙羅｢え！？ちょっとA！？？｣
私は教室を小走りで飛び出して
トイレへと急いで向かった。
……仲直りか。
1ヶ月前ぐらいも
私がお弁当忘れちゃって
その時もめめが届けてくれたっけ。
………めめって昔から
変わってないよな。
口数がそんなに多くないんだけど
いつもさりげなく私が困っていると
助けてくれて……
…そう。昔から、、
私はトイレで1人、小さい頃のことを
思い出していた。
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柊(プロフ) - メープルさん» 楽しみにして下さりありがとうございます！まだ見ておられたら更新致しましたのでご覧頂けたら幸いですm(_ _)m (2023年2月26日 13時) (
レス) id: d44f1ce573 (このIDを非表示/違反報告)
メープル(プロフ) - 次の更新楽しみにしてます！ (2022年11月27日 8時) (レス) @page31 id: c305ae1bbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年12月4日 23時
