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目｢……じゃあ、誰のことが好きなの？｣
｢…え、い、いや、｣
目｢……好きなのはってことは
好きな人いるんだろ？誰？｣
めぐが私のことをじっと見つめて
そう聞いてきた。
………ほんと、どうしたら？
でも、めぐ、真剣な顔してるし、
私は……
｢…その、私が好きなのは、｣
目｢…うん。｣
｢…私は、私はね、｣
そう、何とかめぐって
言いたくて一生懸命
言おうとするけど、
やっぱり恥ずかしくて、
……言えない。ほんとにどうしたら？
そう思って、めぐを見つめていると、
ﾁｭｯ
｢…………………え、｣
今、何が起きた？
私、今、めぐに……
私が驚いて、めぐの方を見ると、
目｢……だから、勘違いするつってんだろ。｣
｢…………いや、え、あ、というか、
なんで、キス、｣
私が頭がパニックになっていると、
目｢……そんなん決まってる。
俺がAのことずっと好きだから。
……だから、そんな顔されたら
キスしたくなる。｣
めぐが私のことを真剣に見つめて
そう言った。
……え、めぐが？
私のことを好き？
……………えー！！！！
｢う、嘘！？？｣
目｢…いや、失礼すぎだろ。
人が告白したのに、そんな驚くなんて。｣
｢だ、だって！！
別にそんな素振りなかったし、｣
目｢いや、ありまくりだわ、ばか。
…チョコ欲しいって言ってんだし、
そこで気づけよ。｣
｢そ、それは友達として私から欲しいのかなって、
思ってて。｣
目｢…はぁー。鈍すぎるわ。
俺は結構2年前も昨日も
勇気出して欲しいって言ったつもりなのに。
…好きな女の子に。｣
｢…す、好きな女の子って、｣
本当に私のこと…好きってこと？
私がそう下を向いて
考えていると、
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年9月23日 16時
