言えなかった気持ち(黒)5 (ページ36)

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そんなこんなで
撮影も終わって、
片付けに入ろうかと思ってるところ
なんだけど、、

…やっぱり、めぐの様子おかしいし、
何かあったのかもだし、
声掛けてみようかな。

そう思って、ありがとうございました！
と言ってスタジオから出て行く
皆さんの少し離れて後ろに居るめぐに、
声を掛けようとした時、

…ん？上にある照明なんか
グラついて……

というか、絶対に落ちてくる！！

しかも、めぐの真上！！

誰も気づいてなさそうだし、、

や、やばい！！！！

そう思った私は、

｢めぐ、上！危ない！！｣

目｢え？あ！！｣

私の声で上を見て気づいためぐだけど
間に合わなそうで、

岩｢目黒！！｣

佐｢え、あ、めめ！！｣

少し前に居たひーくんとさっくんも
急いでめぐの方に向かってるけど
間に合わなそうで、

咄嗟に私は走って、

ﾄﾞﾝｯ!!

めぐを押しのけた。

目｢え、A！？｣

ｶﾞｼｬｰﾝ!!

｢｢えっ！？｣｣

岩｢目黒！Aちゃん！大丈夫か！？｣

佐｢2人とも大丈夫！？｣

日｢目黒さん、Aちゃん！？大丈夫！？｣

水｢ほんとに！？大丈夫！？｣

照明が落ちてきた音に皆、ビックリして
こちらに駆け寄ってきた。

｢あ、全然！！私は何ともないです！
めぐは！？｣

目｢俺こそ何ともないから。
それより、本当にA、大丈夫で、｣

｢ほんと！？良かったー！
へ？あ、私ならちょっと尻もち
ついただけで、…痛っ！｣

し、しまった！！

尻もちついて咄嗟に起き上がろうとして
手を床についたら
照明の割れたガラスを触って
手から血が出ている。

まぁ、でも、一時したら
止まるだろうし、大丈夫かな？

一応、水道で血流して
絆創膏でも貼っとくか。

そう思って、

｢あ、私、ちょっと水道に…え？｣

ﾌﾜｯ

目｢俺、医務室連れて行ってきます。｣

｢あ、め、めぐ！？｣

う、嘘！？？？

めぐが私をお姫様抱っこしてる？

な、なんで！？