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あ、あっちの水川さん達も
始まってるっぽいし。
私も始めなきゃ!!
「…あ、じゃあ始めさせて頂きます。
一応、後から編集する時に使うんで
録音しますので、、」
私がレコーダーの
ボタンを押そうとすると、
佐「はーい!
あ、だから、A敬語なのか!」
ラ「なるほど!」
「あ、うん…ではなくて、はい。」
そうそう、他の編集部の皆には
さっくんやめぐと知り合いなことは
言ってないからな。
編集部で編集作業する時に
なんでタメ口なんだとか突っ込まれそうだし。
さっくんはじゃあオイラも
さんづけでなるべく敬語で話すねー!
って言ってくれてるし!
さっくん、さすが察しが良い!
ラウくんも頭良さそうだし!
「あ、じゃあ早速なのですが、」
そう思って、レコーダーのボタンを
押して、資料に書いてある
質問を4人に尋ね始めて
少しドキドキしながらも取材を進める私だった。
目「………」
岩「………」
「…あ、じゃあ、最後の質問で、」
佐「はーい!」
ラ「はい、何ですか!?」
岩「うん。」
目「はい。」
…ふぅー。良かった。
4人のおかげで何とか
私でも良い記事になりそうだ。
……めぐの仕事に対する姿勢も
やっぱり真面目で益々
好きになるっていうか、
私が1人、そう思っていると、
佐「最後の質問は何ですー?
Aさん!」
ラ「そうそう!」
岩「どうかした?」
目「…どうかしました?」
「…あ、ご、ごめんなさい!」
4人そう声を掛けられて
我に返る私。
いけない、いけない!!!
また、めぐのことを考えて
しまっている!!
今は仕事に集中だ!!
それで仕事モードに切り替えて
慌てて、手元の資料に書いてあった
質問を読み上げる。
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作者名:さつき | 作成日時:2021年9月23日 16時