言えなかった気持ち(黒)5 (ページ24)

今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:117,114 hit

223 ページ24

ー数十分前。

｢…え！？私が4人をですか！？｣

日｢そうそう！絶対にその方が
楽しい取材出来そうよね♪｣

水｢はい！
私より絶対に4人は素の表情
見してくれそうですしねー♪｣

…と、2人は何やらねー♪ですよね♪と
楽しそうに話している。

……いや、何故そんな楽しそうに、

と、というか、

｢…で、でも、それなら
なんで事前に言って下さらなかったん
ですか！？｣

そうそう！！

日｢えー？だって、事前にAちゃんに
言ったら断りそうだしさ！｣

水｢そうそう！
しかも、色々と勉強とか言って
調べそうだしさ、皆さんのこと！｣

ｷﾞｸｯ

…た、確かに事前に言ったら
私、何がなんでも断るし、
ひーくんとラウくんのこと、
さっくんとめぐのことも
知らないところは調べてくるな、絶対。

私が図星だと思っていると、

日｢ま、そろそろAちゃんも
水川ちゃんの取材見て学んだところも
あるだろうしね、
じゃあ後からお願いねー！｣

水｢うんうん！
後の5人の皆さんは今まで通り
私がするからさ！
じゃあ、そういうことで！｣

｢あ、ちょ、ちょっと待って下さい！！｣

2人は私のその声を
スルーしていやー楽しみね！
はい、特に目黒さん、どんな反応
しますかねー♪と
また楽しそうに話している……

いや、私に拒否権はないのか……

そうはぁー。とため息をついていたら、

愛未｢Aー？あ、いた！
おはよう！
今日はよろしくね、…ってどうかした？｣

｢あ、愛未！
おはよう！
き、聞いてくれる？｣

と、愛未が声を掛けてきた。

そうだ！！
愛未、今日から皆さんの
専属のスタイリストだった！！

そう思って、愛未に事の流れを
話していると、はははっ！！
面白いわねー！それ！！
ま、頑張んな♪
また後からねー！私、皆さんのとこ行ってくるから！
と愛未も何やら楽しそうにそう
手を振って去って行った。

…いや、だからなんで皆、そんな
楽しそうで、、

でも、そうは言っても
なんだかんだ水川さんが
することになるのでは！？

と、謎のワンチャンを
思い起こしていたのだが、、、