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岩｢…あ。思い出した。
昨日、チラッと言ってたね。
そういや、Aちゃん。｣
｢…あ！｣
そういや、昨日、帰りながら
さっくん達の話になって
明日も一緒にご飯食べに行くんですよねー！
へぇー。ほんと仲良いね。
という会話をしたのを
私も今、思い出した！！
目｢……昨日？｣
ｷﾞｸｯ
…や、やばい。
めぐにバレたくないんだった。
私がジムに通ってること。
｢…あー、え、えっと、｣
わたしがしどろもどろになっていると、
佐｢あ！そうじゃん！そうじゃん！
ほんと偶然だよね！
照とAも！
通っているジムも一緒で
トレーナーさんも一緒で
それで家も近いなんて！｣
｢ちょ、ちょっと！さっくん！！｣
声高らかにそう言うさっくん。
な、なんで全部言うんだよ！！
私がさっくんにちょっと
怒りを覚えていると、
目｢……え、そうなんすか？｣
岩｢……あぁ、まぁ。
昨日、分かったんだけどな。｣
目｢…へぇー。｣
そう言って私をチラッと見るめぐ。
…な、何故見られている？
でも、こっちが気にするほど
めぐ、興味無さそうだし、
…良かったような、悪かったような。
私がそう思って下を向いてると、
佐｢うんうん！
だから、照もちょうど良いし
来ない！？
めめも久しぶりにさ！｣
岩｢…まぁ、邪魔じゃないなら
行くけどさ。大我とも
久しぶりに話したいし、
Aちゃんともトレーニングのことで
また話したいって思ってたし。
俺、行っても大丈夫？Aちゃん。｣
そう、私に遠慮がちに
聞いてくるひーくん。
｢へ！？
あ、いや、私は反対に
ひーくんが良いなら全然
構いませんけど…｣
岩｢そう？なら良かった。｣
目｢………｣
…いや、ほんとこちらこそ
さっくんのわがままに付き合わせて
申し訳ないような。
……というか、ひーくんとさっくん、
仕事の話したそうだし、
私が邪魔なのでは？
と、色々頭の中で考えてると、
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年9月19日 20時
