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岩｢すみません。収録押しちゃって
遅れました……ってえ！？Aちゃん！？｣
｢…ひ、ひーくん！？｣
そこにはタンクトップ姿の
ひーくんが。
う、嘘っ！！
トレーナーさんが前から言ってた方って
ひーくんのこと！？
私達が顔を見合わせて驚いてると、
ト｢え？2人ともお知り合いですか？｣
｢…あ、は、はい。一応。｣
岩｢…まぁ。最近ですけど。
仕事で一緒になって。｣
そう、私とひーくんが
いまだ驚きを隠せず答えると
ト｢へぇー！そうだったんですか！
なら、尚更良いですね！
2人のメニュー結構一緒だし、
今度から時間合う時は一緒に
トレーニングします？｣
｢え！？｣
トレーナーさんが
Aさんが苦手なトレーニングのところ
岩本さん、得意だったりするし、
絶対に一緒にやると勉強になりますよ！とも
声高らかに言っている。
…確かに、さっきもそれはそう思ったけど
なんかひーくんの邪魔しそうで
嫌だなー。
私が一緒にやっても良いのだろうか。
と悩んでいると、
岩｢あ、別に俺は全然良いですけど。｣
｢…あ、ひーくん。｣
ト｢良かったー！
じゃあ、そういうことで！
早速、始めましょう！
あ、僕、ちょっと準備してきますね！｣
と、トレーナーさんは
嬉しそうにトレーニングの道具を
取りに行った。
岩｢…あ、ごめん。良かった？
勝手に返事しちゃったけど。｣
｢あ、は、はい！
私は是非ともって思うんですけど。
ひーくんのお邪魔にならないかなと…｣
岩｢…はははっ！全然！
ありがと。気遣ってくれて。｣
ひーくんは笑いながら
私にそう言う。
｢…い、いや、別に気遣いとかでは、｣
私が手を振ってそう否定していると、
ト｢お待たせしましたー！
ん？どうかしました？｣
岩｢あ、いえ。
…ま、とりあえず、また後から
話そうか。｣
｢…あ、はい！｣
ひーくんが真剣な顔して
トレーナーさんとトレーニングを
し始めたので私も返事をして
トレーニングに取り掛かった。
…うん。
とりあえず、ほんと、今は
トレーニングに集中しよう！！
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年9月19日 20時
