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……いや、ほんとそれ、何の記念で。
私が途方に暮れていると、
京「…ほんと、良かったって
思ってるからさ。目黒とのこと。僕は。」
「……え?」
きょもくんが急に真剣な顔をして
そう言った。
京「…Aもそうでしょ?
僕らともだけど
目黒と仕事一緒に出来たら嬉しいっても
言ってたし。」
「…う、うん。そうだね。」
…それはそうなんだけど、
でもやっぱり、めぐは愛未との方が、
私がそう思って下を向いてると、
京「……それでさ、もしかしてだけど
目黒と急に連絡取らなくなったのって
愛未が関係してるとか?」
ドキッ
「…な、なんで?」
私が動揺しながらもきょもくんに
そう尋ねると、
京「…なんとなく。
ま、前も言ったけど僕はいつででも
Aが話したくなるまで
待ってるからさ。さ、行こうか。
さっくん達待ってるだろうし。」
「………うん。」
きょもくんはそれだけ言うと
お店の外に出て行く。
……きょもくん、なんで
分かったんだろう。
でも、さっくんや愛未もだけど
無理矢理に聞こうとかしないし。
…ほんと、優しいよな。3人とも。
私は改めて優しさをかみしめていたのだけど、
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作者名:さつき | 作成日時:2021年9月5日 18時