言えなかった気持ち(黒)2 (ページ49)

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ラ｢うん？背も高かったもんなー！
まぁ、170cmぐらいだったから
昨日のメンバーで佐久間くんだけかなー！
山本さんより背低かったの！｣

佐｢い、いや、ラウ！
余計なお世話だ！｣

目｢…そうなんだ。
で？｣

ラ｢ほんとのことじゃん♪
あ、うん！でね、しまいには
私、学生の頃のあだ名
王子様って呼ばれてたぐらい
男っぽいから大丈夫ですって！｣

阿｢はははっ！なんか否定の仕方が
可愛い感じだったよね。
照も珍しく笑ってたし。｣

岩｢…そうだな。｣

向｢へぇー！
なんやその子がええ子ってことは
分かったわ！
…ん？めめ？どうかしたん？｣

目｢………あ、いや別に。
あのさ、ラウ。
その…山本さんの下の名前って、｣

ラ｢あー、そうそう！
下の名前とお礼したいと
思ってさ、連絡先聞こうと思ったら
急いで帰っちゃったんだよね！｣

阿｢うん。足も早かったよね。
山本さん。｣

目｢…そう。｣

佐｢(これ以上はやばいな…。)
ま、まぁ、恥ずかしがり屋とか
じゃない！？山本さん！
あ、もうすぐ収録始まるし、
皆行こうよ！｣

深｢あ、佐久間！
相変わらずあいつ元気良いよなー！｣

向｢まぁ、俺らドラマ班やしな！｣

渡｢はははっ！
でも、俺らは来週会えそうだな、
その山本さんって子に。｣

舘｢そうだね、ラウへのお礼も
言いたいしね。気になるよね、どんな子か。｣