言えなかった気持ち(黒)2 (ページ3)

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佐｢…でさー！
……ん？え！？嘘！！
A寝ちゃった！？｣

愛未｢あ、ほんとだ！｣

京｢あーほんと。
Aってしかも1度寝ると
中々起きないんだよねー。｣

目｢…あ、なるほど。｣

愛未｢なるほどって何？目黒。｣

目｢…あ、いや、前も
ファミレスで課題付き合ってもらった時
いつの間にか寝てて中々起きなかったから、｣

佐｢…へぇー。そうなんだ♪
じゃ、めめにAは任せて
オイラらは帰るかねー！｣

目｢…え！？｣

愛未｢…ま、そうね♪
よろしくー！目黒！｣

京｢よろしくね、目黒。｣

目｢は！？ちょっと2人も
何言って、｣

佐｢まぁ、まぁ！またここは
オイラが払っておくからさ！
同じグループの先輩になった記念に！｣

目｢…いや、何の記念で、｣

愛未｢さっくんありがとー！
じゃあね、目黒。｣

京｢ありがと。
目黒、ほんとよろしくね。Aのこと。｣

目｢3人ともまじで帰る…
帰るの早いな、ほんと。
…はぁー。
とりあえず起こすか。｣

｢………｣

目｢Aー。起きろー。｣

｢………｣

目｢Aー！起きろって！｣

｢………｣

目｢…やっぱだめだな。こりゃ。｣

｢……ん、めぐ。｣

目｢…え？｣

｢……良かったね。
さっくんと一緒のグループになれて。
……なんか、めぐ、嬉しそうだったから
私も嬉しい。｣

目｢……また寝言かよ。
で、そんなまた無防備に
寝んなよ、ばか。｣

｢…………ん、｣

目｢……やっぱ誰にも
見せたくないんだけど。
そんな可愛い寝顔。｣