ドリームアゲイン(黒)2 (ページ39)

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…はぁー。

なんか、昨日色々考えすぎて
頭痛がする。

翌日、仕事をしながら
頭をおさえていた私。

…そうそう、元々頭痛持ちだからな。
退院してからも度々酷い時があって、
めめにもよく心配されてて、、

……やっぱ、今日、話すのは
やめようかな。

うん。ちゃんと自分の
体調整えてから話した方がいいよね。
なんか熱っぽい気もするし。

私がそう思っていると、

花那｢A、大丈夫？
なんか、頭おさえてるけど…｣

｢…あ、花那。
うん、いつもの頭痛でさ、
ちょっと痛いだけだから大丈夫。｣

花那｢…ほんとに？
顔も赤い気がするけど。｣

｢…う、うん。
まぁ、今日は早く上がるし、
明日は休みだからさ、｣

花那｢…なら、いいけど。
本当にキツい時は言いなね。｣

｢…ありがとう。花那。
あ、私、紗希ちゃんのとこ
行ってくるね。｣

ﾀﾀｯ

…うん。

大丈夫、大丈夫。

というか、花那にも心配かけるなんて
私、ダメだな。

もっとしっかりしないと。

さっきよりも頭痛が酷くなってきているのを
気づかないようにしながら
私は紗希ちゃんの病室に向かった。