ドリームアゲイン(黒)2 (ページ35)

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花那｢いや、どうしようじゃないでしょうが！
このばか！！｣

｢ご、ごめんなさい。｣

…食堂で花那に怒られる私。

な、なんでこんなことに。

花那｢あれから、1週間経ってるっつーの！｣

｢…そ、そうですね。｣

…そう。あんだけ、めめに謝ろうって
お礼言おうって思ってたのに、
いざ、めめと話そうと思うと
勇気が出なくて中々話せずにいた。

ちなみに花那にはめめに送ってもらった
次の日の朝、あんた、昨日様子
おかしかったけど本当に大丈夫なの？って
聞かれてお兄ちゃん同様に
こないだあったことを全て話した。

花那｢…はぁー。
まぁ、蓮くんも蓮くんで
はっきりしないって言うかねー。｣

｢…え、はっきりしないって？｣

花那｢…なんでもない。
どうせ、あんたに言っても
分かんないだろうし。
とにかく、早く蓮くんと
話すこと！いい？｣

｢…え、何それ。
う、うん。｣

花那はったく、世話が焼けるわーと
言いながらもそれ以上は
この話をせず、別の話をしてくれた。

…花那も相変わらず優しいんだよな。

うん、早くほんと、めめと話さないとな！

そう思って、私はチキン南蛮をまた
口に詰め込んでいた。