ドリームアゲイン(黒)2 (ページ2)

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深｢お！3人ともお疲れ！｣

阿部｢お疲れ様。ふっか。｣

花那｢あ、お兄ちゃん。｣

｢お疲れ様です。ふっかさん。｣

…ふっかさん、いつも
いきなり現れるから驚かなくなったな。
2人も私も。

で、何やらニヤニヤしている
ふっかさんを不思議に思っていると、

阿｢あ、ふっか。
来月から小児科に来る研修医の
先生ってどんな人なの？｣

花那｢そうそう。今、その話
2人としてたんだよね。｣

｢どんな人なんですか？｣

阿部ちゃんを筆頭に花那に
続いて私も気になったので
ふっかさんに尋ねた。

深｢…あー、そうだな。
真面目で良いやつだぞ！
ラウも久しぶりだしな！｣

阿｢へぇー。
ふっかが知ってるってことは、
俺も知ってるってことかもだから
名前ぐらい教えてもらっても、｣

深｢まぁまぁ！
それは来てからのお楽しみってことで！
…あ、俺、呼ばれてるから行くわ！
またな！｣

ふっかさんは風のように
看護師さんに呼ばれて去っていった。

阿｢…なんだそりゃ。｣

花那｢…まぁ、いつものことですよね。
ほんとペテン師みたいっていうか。｣

｢…はは。｣

阿部ちゃんがちょっとふっかさんに
呆れて、花那もため息をついている。

…確かにふっかさんいつも
あんな感じだよな。

サプライズ好きで。

……そういや、ラウもって言ってたけど、
もってなんなんだろうな？

私はそう思いながらも
午後からも仕事頑張ろうと
チキン南蛮を口に詰め込んだ。