ドリームアゲイン(黒) (ページ45)

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深｢…なぁ、なんかさっき
めめの話したときA、おかしくなかったか？
というか、めめにAの話
した時もそんな感じだったって言うかさ、｣

花那｢…お兄ちゃんには
言ってなかったけどさ、Aが
蓮くんに、｣

深｢…え！？じゃあ、あの2人
それ以来ずっと会ってもないし、
話してないってこと？｣

花那｢…そうそう。
さっきも、Aに言ってたんだけど
めめも他の県の病院で働くし、
会うこともないだろうからいいってさ。｣

深｢…Aらしいけどな。
まぁ、チャンスは来年かな。｣

花那｢…え？チャンスはって？｣

深｢まぁ、兄ちゃんに任せとけって！
とりあえずはそれで大丈夫ってことだな！｣

花那｢…なんか、よく分かんないけど
まぁいいか。｣

…あ、そういや、明日、お兄ちゃんのとこの
タイ料理屋にでも食べに行こう。

寮生活は食堂あったから楽だったけど
一人暮らしは自炊しなきゃいけないから
大変だしなー。

私はそう思って1人でいまだ片付いてない
段ボールをあさりながら思っていた。