ドリームアゲイン(黒) (ページ20)

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思わず本音が出て
大きい声になってしまった。

…めめと行きたいのはそうなんだけどさ。

目｢…はははっ！！
そんな大きい声で言わなくてもさ。｣

｢…だから、ごめんって。｣

目｢…うん。ありがとう。
じゃあ、約束な。｣

｢…こちらこそありがとう。うん！｣

そう言ってめめと
指切りげんまんした。

……絶対にめめって私のこと
妹って思ってるよな。

なんかそれが嬉しいような、悲しいような
変な気持ちだな。

私がそう心の中で思っていると、
めめがそろそろ病室戻るか。
ここ冷えるしな。

と言ってベンチから立ち上がったので
私もうん！と返事して

2人で病室まで戻った。

私はベッドに入って
さっきのイルミネーション
綺麗だったことをまた思い出して
嬉しくなった。

…うん。で、めめといつになるか
分かんないけど一緒に
観に行く約束もしたし。

めめが飾り付けしてくれた
イルミネーションもほんと綺麗だったけど
もっと綺麗だろうし、
めめと観るともっと楽しいだろうな……。

ん？なんてめめと観ると
もっと楽しいだろうとか
思うんだろうか？

…また、よく分かんないな。

うん。とりあえず、早く体治さなきゃ。

そう、気合いを入れる私だった。