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着いて行くと、
…ん？屋上？
先｢…あ、Aちゃん来たね。｣
深｢お！ほんと！ほんと！｣
花那｢まだ寝てなかったみたいだね。｣
｢…え、先生と、ふっかくんと
花那？なんで、ここに？｣
うん、まぁ、先生は分かるけど
ふっかくん達はこの時間は
お家にいるはずだよね？
京｢ふふ。ある男の子に
先生が頼まれてね。
で、その子が中で待ってるからさ。
はい、Aちゃん。
扉開けてみて。｣
｢…え、あ、はい。｣
…ある男の子って？
そうまた不思議に思いつつも
屋上の扉を開けると、
ｶﾞﾁｬ
目｢…あ、A。｣
｢…めめ？なんでここに？
……あ！！！｣
そこには少しではあるけど
屋上に電飾が飾られていた。
すごい！！
とても綺麗だなー……
これがイルミネーションって
やつなんだ！！
そう思って私が見ていると、
目｢…いや、A、
気づくのちょっと遅かったよな。｣
｢…そ、そうかな？｣
…まず、めめがなんでここにいるのか
不思議に思ってたしな。
深｢…はははっ！！
確かにそれじゃあめめが父さんに
頼んで必死に飾り付けしたかいないよな！｣
花那｢ほんと、ほんと。
Aはゆっくりというかね〜。｣
｢…え？｣
目｢ちょ、ふっかさん達！！｣
めめがふっかくん達が言うのを
必死にとめている。
…どういうこと？
めめが必死に飾り付けしたって。
先｢…ははっ！！
そうそう、ごめんね。Aちゃん。
外出許可出せなくてさ。
でも、代わりに蓮くんが
Aちゃんにイルミネーション
見せてあげたいからって言って
僕に用意も片付けも自分でするからって
言って屋上使っていいですかって
頼み込まれてね。｣
京｢そうなのよ。
私が申し訳なさそうに
してたのもAが気にしてる
みたいだったからって
蓮くんに言われてねー。｣
｢……え、そうなの？めめ。｣
目｢……うん。まぁ。｣
めめはそう言いながら
顔が少し赤くなっている。
…私のために？
深｢…まぁ、良かったじゃん！
A嬉しそうだしさ！｣
花那｢うん。A、ほんと嬉しそう。｣
先｢そうだね。
後はじゃあ、よろしくね。
蓮くん。僕らも家に帰って
クリスマス家族で楽しむからさ。｣
京｢そうね。じゃあ、
また明日。Aちゃん。
でまたね。蓮くん。｣
｢…あ、はい！皆、また！｣
目｢…分かりました。またですね。｣
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年7月3日 20時
