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そう思った翌日に
翔太くん達には言い、
驚いてたし、寂しくなるとは
言ってたけど
A、おばあちゃんっ子だったし、
私が決めたことならって
応援してくれた。


で、翔太くんが
佐久間と康二には言っとく。

そして、阿部ちゃんも
ふっかと照は職員室で
その話になったから知ってるよ。

と皆に伝わったのだが、




七瀬「何言ってんのよ!!!
大事な目黒にまだ言ってない
でしょうが!!!」


「……あ、はい。」


…ごもっともです。

そう思い、膝に手を置いて
俯く私。


舘「七瀬、落ち着いてって。」

七瀬「落ち着いてられるかっ!!」


「…はい。ほんとごめんなさい。」


私も分かってはいるんだけど…


渡「…まぁ、言いにくいのは
分かるけどさすがに
目黒も怪しんでんじゃない?
試験会場にAが居なかったって。」

「…うん。」

…そうなんだよね。
もう元々受ける大学の試験は
終わってて、
同じ試験の日だったから
北海道まで行ってて
急いで夜に帰って来てていう感じで。

…目黒くんが一緒に
試験会場まで行こうって
いうのを断った時点で
もう怪しまれてるんだよね。



舘「…まぁ、明日はAも
だけど目黒も合格発表の日だから
言いやすいでしょ?」

「…そうだね。
私もそう思って明日は
絶対に言おうと思ってる。」


…うん、明日こそ絶対に言うんだ。


七瀬「…はぁー。
遅すぎだけどね。」

渡「……でも、あんだけ
Aに目黒が声高らかに
大学に入ってからのこととか
言ってたりしたら
言いずらいよな。」

「…嬉しいんだけどね。
私も前まではそう思ってて、」


……目黒くんが大学のこと
話す度に私が同じ大学
行かないって言ったら
どんな顔するんだろうって
そればっかり思ってしまって。

……悲しい顔する気がするから。


舘「まぁ、明日もここで
待ってるよ。俺ら。」

七瀬「…そうね。
不合格で慰め会になるかもだし。」

「…あ、確かにその可能性ある!」

渡「はははっ!!
七瀬のおかげで
いつもの感じ出て来たな!A!」

そう言って3人は
私の方を見て笑っていた。



…私が元気ないと思って
励ましてくれたのか。



…ありがとう。3人とも。




うん。明日、どんな結果でも
目黒くんにはとりあえず
同じ大学に行かないってことは
言わないとな。



…そう思って家にのんびりと
帰った私だった。

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1%の可能性を100%信じる人(プロフ) - いつも楽しく作品を拝見させていただいています!提案、みたいな感じなんですけど、文と文の間を少し開けるともっと読みやすくなる気がします!これからも更新楽しみにしてます♪ (2021年5月16日 9時) (レス) id: 1757092766 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さつき | 作成日時:2021年5月16日 0時

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