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阿｢…え！？北海道！？？｣
｢……はい。そっちの方に
今から受けられる大学とか
ないかな？って。｣
終業式が終わった後、
阿部ちゃん先生のとこに行って
ちょっと聞いてみることにした。
阿｢……あるとは思うけど。
まず、理由を聞こうか。｣
と、真剣な表情で私を見る阿部ちゃん。
｢……あの、おばあちゃんが
北海道に病気の治療で
行くことになって、
それで私も着いて行きたくて。｣
…やっぱり、おばあちゃんに
お世話になったし。
恩返しもしたくて。
阿｢…なるほどね。
おばさんいいって言ったの？｣
｢……あ、それはまだで、｣
阿｢…だめだろ。それじゃ。
まず、親御さんに言ってから
じゃないと受けさせられないし。
…で、事情も分かるけど。
よく考えろ。
あんなにこないだ判定が
合格圏内だったって
目黒と喜んでただろ。｣
｢…………はい。｣
…なんも言えないな。
阿｢…まぁ。どっちを選んでも
俺は応援するけど。
じゃあ、一旦この話は終わりな。
…気をつけて帰れよ。｣
｢…はい、さようなら。｣
そう言って私は職員室を出た。
……まずはお母さんに
話さないといけないし。
早く帰んなきゃな。
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１％の可能性を１００％信じる人(プロフ) - いつも楽しく作品を拝見させていただいています！提案、みたいな感じなんですけど、文と文の間を少し開けるともっと読みやすくなる気がします！これからも更新楽しみにしてます♪ (2021年5月16日 9時) (
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年5月16日 0時
