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受験勉強してると、
時が経つのは早くて
夏休みも終わり、
秋が過ぎて
私も目黒くんも志望校判定で
まぁ合格圏内っていう
冬休み前のことだった。




「……え、おばあちゃんが
体調悪いから、北海道に?」

母「…そうなのよ。
あっちにしか専門の先生が
いないみたいでね。
1人は無理だし、私かお姉ちゃんが
着いて行こうと思ってるんだけど…」

姉「そうそう。お父さんも
単身赴任中だしね。」

…おばあちゃん、
そんな具合悪かったんだ。

うちは昔からお父さんは
単身赴任が多かったし、
お母さんも働いてるから
おばあちゃん家に預けられることが
多くてお姉ちゃんも私も
とてもお世話になったんだけど…

「……いつから悪かったの?」

母「…今年の春先ね。
ごめんね。Aには
気にするから言わないでって
おばあちゃんにとめられててね。」

「……そうなんだ。」

…おばあちゃんらしいな。

姉「…うん。でも、あんたは
気にせず受験勉強頑張りな!
翔太くん達もいる大学だし、
目黒くんだっけ?
一緒に行くって約束したんでしょ?」

「……そうだけど。
で、でもさ、お姉ちゃんは
今年会社勤め始めたばかりだし、
お母さんも転勤とか
難しくない?」

…そうだよ。
2人が着いて行くのは
無理がある気が。


母「大丈夫よ!!
私も会社に頼めば何とかなるって!」

姉「そそ!私も転勤できる
会社だしさ!
とにかくこれで今日は
話終わりね!
Aは明日終業式でしょ?
早く寝な!」

「…うん。おやすみ。」

2人は私の背中を押して
早く寝るよう促した。





…でもな、おばあちゃんのこと
私も心配だし。







………でも、こないだ
2人とも志望校判定合格圏内って
分かった時
目黒くん嬉しそうだったな。









…明日、阿部ちゃん先生に
ちょっと聞いてみようかな。




私はそう思って
寝ることにした。

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1%の可能性を100%信じる人(プロフ) - いつも楽しく作品を拝見させていただいています!提案、みたいな感じなんですけど、文と文の間を少し開けるともっと読みやすくなる気がします!これからも更新楽しみにしてます♪ (2021年5月16日 9時) (レス) id: 1757092766 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さつき | 作成日時:2021年5月16日 0時

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