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と、言って言葉を濁す目黒くん。
…珍しく変だけど。
そう思いながらも
私は目黒くんと花火を見続けていた。
七瀬｢…嘘じゃん。｣
舘｢…なんとまぁ。タイミングの悪さ。｣
渡｢…あぁ。｣
｢え？皆、なんでそんな
頭抱えてるの？｣
今日も夏休み中だが
翔太くんに大学のことや
勉強教えてもらおうと
いつもみたいに涼太くんのとこに
3人と集まってこないだの
花火大会のことを話しているんだけど…
…なんで？
七瀬｢いやもう言うけどさ！
絶ッ対に目黒、あんたに
ずっと好きだったって
言うつもりだったわよ！！｣
｢…はははっ！！
まさかー！ないない！！｣
それこそ絶ッ対ないでしょ？
舘｢逆になんでそうAは
言いきれるの？
目黒がそう言わないって。｣
｢え、だって。
あんだけモテる目黒くんが
私のこと好きなわけないよ。｣
…そうそう。
もう引退したけどサッカー部の時も
校内まで外の応援聞こえて
来てたもんなー。
渡｢分かんねぇだろ。そんなのは。
目黒じゃねぇんだからさ。｣
｢…うーん。
まぁ、そうだけど。｣
…でもなぁ。
私のことは特には何とも
思ってない気がするけどな。
七瀬｢あんたはほんとにばかかっ！！
好きじゃなかったら
浴衣姿可愛いとか
大学でも一緒にいたいとか
言うか、あほっ！！｣
舘｢いや、落ち着いて。七瀬。｣
｢…ば、ばかとあほって！｣
七瀬が罵詈雑言を浴びせてきた。
渡｢…それ、聞いてさ、
Aはどう思ったの？｣
｢…え？｣
翔太くんが珍しく
真剣な目をして聞いてきた。
……それは、
｢……そうだね。
普通に嬉しかったかな。
浴衣はお母さんに着付けして
もらって良かったなぁって。
で、私も大学でも一緒にいたいって
思ってさ、｣
…そう。
男の子に可愛いって言われたのも
初めてだったし。
……私も今みたいに
大学でも仲良く出来たらって。
そう思って私は思い出して
顔を赤くさせていた。
七瀬｢はぁー。そんな顔
されるとなんも言えないわ。｣
舘｢うん。そうだね。｣
渡｢…そうだな。
じゃ、まぁ、またそのままでいいか。
…で、なんか分かんないことあるか？
A。大学とか勉強で。｣
｢…あ、そのままで？
翔太くん、ありがとう！
えっとーねー、ここが、｣
と私は翔太くんに分からないとこを
聞き始めた。
…そのまんまでいいか。
うん！とにかく今は勉強頑張ろう！！
そう気合いを入れ直す私だった。
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１％の可能性を１００％信じる人(プロフ) - いつも楽しく作品を拝見させていただいています！提案、みたいな感じなんですけど、文と文の間を少し開けるともっと読みやすくなる気がします！これからも更新楽しみにしてます♪ (2021年5月16日 9時) (
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年5月16日 0時
