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ふぅー。
無事終わって良かった。

あ、そうだ。

まだごみ捨てがまだだった。




そう思ってごみ捨て場に着くと、



目「………A。」

「…あ、目黒くん!
ん?どうしてここに?」


…ユニフォーム姿だし、
部活中なんじゃ?


目「…それはこっちのセリフ。
何してんの?
今日、掃除当番じゃないだろ。Aは。」

「…え、い、いやーそれはさ、」

…どうしよう。
目黒くんに言ったら
なんとなくだけど
怒られる気がする。

…というか、もう怒ってる気がするし。


そう思って黙っていると、


「…最悪だ!忘れ物するなんて!」

「…ほんと!ほんと!
でも多分間に合うでしょ?」


あ、クラスの女の子達だ。


ふと、見るとさっき私に掃除当番を
代わってと頼んだ
クラスの女の子達がいた。

…私達には気づいてないみたい。

なんか忘れ物したのかな?
と、のんきに思っていると、


「…でも、本当に良かったのかな?
大事な用って言っても
合コンなのに委員長に
掃除当番代わってもらってさ。」

「いいっていいって!
委員長、部活今日、ゆっくりって
言ってたし!
それにお人好しって感じで
頼まれたこと絶対に断らないじゃん!」

「…確かにね!
じゃあ、急ごう!」

「うんうん!楽しみだよね!」


と言ってクラスの女の子達は
走って校門に向かっていった。



………そっか。
合コンだったのか。
確かに大事な用だよね。


………でも、頼まれたこと
絶対に断らないって。

褒められているような
…なんかよく分かんないな。


そう思って私が下を向いて
俯いていると、



目「………A。」


「……あ、目黒くん。
私、もう行くね!
ごみ捨て終わったし!
じゃあ、また帰りに、」


…よく分かんないけど
早くその場を立ち去りたかった。


パシッ


目「待って。…A、大丈夫?
なんか、悲しそうな顔してるし。」

「…そんなことないよ。でも、」

目「………でも?」


…自分でも分かんないけど、


「…なんか、目黒くんには
今、私の顔見られたくなくって。」

目「………」

「…ごめん。私、何言ってんだろ。
じゃあ、本当に、私、もう、」



…最悪だ。私。

多分、目黒くん、私のこと
心配してくれて大丈夫?って
言ってくれたのに。

というか、もうほんと
涙が出そうで、


グイッ


え?

…………何で?
私、今、もしかして
目黒くんに抱きしめられてる?

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1%の可能性を100%信じる人(プロフ) - いつも楽しく作品を拝見させていただいています!提案、みたいな感じなんですけど、文と文の間を少し開けるともっと読みやすくなる気がします!これからも更新楽しみにしてます♪ (2021年5月16日 9時) (レス) id: 1757092766 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さつき | 作成日時:2021年5月16日 0時

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