いつものこと ページ25
ー次の日の楽屋。
渡・澪｢…え？昨日泊まってないの！？｣
目｢…あぁ。ってなんで
そんな不思議そうに
してんの？2人とも。｣
渡｢いや、昨日また
Aちゃん強制的に
手引っ張って帰ったし、｣
澪｢そうらしいね。
で、Aがさ、｣
目｢…まぁ。そうっすけど。
え、なんかあいつ言ってたの？｣
渡｢…うん、まぁな。
てか、言うのも
こっちが恥ずかしいんだけど、｣
澪｢…そ、そうね。
ほんと恥ずかしいわ、はぁー。｣
目｢…え、なに？
そこまで言われると
気になるんだけど。｣
ｺｿｺｿ
渡｢…Aちゃんがさ、
俺らに聞きたいんだけどって、
どれぐらいの頻度で
シテるんですか？って……｣
目｢………は、はぁ！？？？｣
澪｢……そ、そうそう。｣
目｢あいつ、まじで
何言ってんの！？？｣
渡｢…う、うん。
まぁ、俺がなんでも聞くよって
言ったのと女子高生の
格好してることもあってか
完全に男として見てなくてさ、｣
澪｢…そ、そうね。
で、一応、タイミングと
お互い次第って言っといたから、
Aには。｣
目｢……そう。はぁー。
あいつには恥ずかしさって
もんがないのかよ。｣
渡｢……うん。そうだな。
で、収録終わりに
誘ってみれば？
目黒のこと。っても
言ったからさ、｣
澪｢……そうそう。
だからてっきりそうなのかなって
思ったんだけどさ、
違ったの？｣
目｢…そうなんすか。
いや、俺もそのつもり
だったんだけど、
その、あいつがさ、｣
渡・澪｢うん？｣
目｢…その、あの日だったみたいで、｣
渡｢………あちゃー。
それは大変だったな、お前も。｣
澪｢………まぁ。
そればっかりはしょうがないわよね。
女の子なんだし。私もだけどさ。｣
目｢……そうっすね。
だから昨日は帰りましたけど。｣
渡｢……どんまい。｣
ﾎﾟﾝ
澪｢……次、頑張んな。｣
ﾎﾟﾝ
目｢…あぁ。
てか、2人とも俺のこと
絶対面白がってるだろ。｣
渡｢…そ、そんなことないって、
てか、また不憫すぎるだろ、
お前。はははっ！｣
澪｢…しょ、翔太！！
笑ったら悪いって！！
はははっ！｣
目｢…いや、桜木も笑ってんじゃねぇか！！
つか、あいつなんでこの2人に
なんでもかんでも話してんだよ、あのばか！！｣
と、そんなことが3人で
話されてるなんて
私は露知らず、
｢へ、へくしょん！！｣
ん？ちょっと風邪引いたかな。
ま、いっか！！
また、いつ蓮を
家に誘うか考えよう！！
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年4月15日 23時
